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B面 [Music]

あ~あ、あ~あ、やっちゃったなぁ、久しぶりにオートリバース。

昨日は高校の同級生たちと朝から飲み会。まぁ俺は昼から参加だけど。で、なぜかボーリングやろうってことになって、飲みながらやってたの。ボーリング何年もやってなかったし、かなり酔ってたんだけど、まぁそれなり135。酔っぱらってなかったらきっと170くらいはいったはず。
そんで、帰りのモノレール乗ったらさ、これがやばかった。モノレール、揺れ過ぎ。ハンパない。俺は普通より三半規管弱いのに。すっかり気持ち悪くなって、大船着いて、嘔吐リバース。

こんばんにゃ、飲んだら乗るなモノレール、ONOchanです。

汚い話でスミマセン。

ところでオートリバースって言っても30代前半より下の世代には分かんないのかな。
裏返さなくてもそのままB面が聴けるカセットデッキ。今思えば、それほど必要な機能でもないような気がするけど、友達が持ってたオートリバース付きのラジカセが羨ましかった中学時代。

もうすっかり、カセットテープなんて聴く機会がなくなってしまったのだけど、最近は使ってますよ、ラジカセ。

友達のバンド、ぶれるが音源作ったのだけど、今時、カセットテープでリリースしたの。買った人はダウンロードも出来るようになってんだけど。
で、まぁ、オートリバース機能は付いてないけど、20年くらい前に3000円くらいで買ったラジカセで聴いてるって訳。

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これ、カッコイイなぁ。曲や演奏はもちろんなのだけど、それだけじゃない何か。
見ての通り、スピーカー1個しかないラジカセだから、もちろんモノラルです。それなのに、カッコイイなぁ。これ、この音、1番最初、俺が夢中になったロックの音ってこれなんだよ。まともなステレオなんて持ってなかったからね。それでも、カッコイイものはカッコイイ。モッズもクラッシュもU2も尾崎もジョンも、モノラルのラジカセで俺のココロに響いてたんだ。
まさか2015年に、モノラルのしょぼいラジカセから、こんなカッコイイ音楽が鳴り響くとは思わなかった。
ジャケットもかわいくていいよね。

A面B面2曲ずつ、4曲入りなんだけど、A面終わったら早送りしなきゃなんない。そして早送りボタンがカチッと上がったら、取り出してB面にひっくり返して再生ボタン。
この作業がね、ほんとは重要だったはずなの。オートリバースよりも。

ぶれるのこのカセット、全4曲だけど、たぶんね、きっとこのA面からB面にひっくり返す、このインターバルを想定して曲順決めたはず。そのインターバルにもアーティストの想いってあるからさ。本で言ったら行間?章?まぁ、本人に聞いてないから分かんないけど。
でも、レコードとそれをダビングしたカセットテープで育った俺みたいな世代はそういうの深読みしちゃう。

昔のレコードはアルバム1枚聞くには必ずA面とB面の間にインターバルが出来る訳。カセットテープにダビングするにしても、90分テープの片面にアルバム1枚分ダビングするのは邪道で、やっぱ好きなアーティストのアルバムは46分テープにA面B面でダビングしたよねぇ。
想い出した。モッズのアルバム「コーナー」、レコード買ってテープにダビングしたんだけど、B面の最後「GARAGE WONDERLAND」のエンディングのチャ~って伸びてる音が46分テープだと完全にフェードアウトする前に切れちゃうの。テープの頭、ジャストで録音始まるようにテープの最初の部分巻いといて、レコードの針見ながら1曲目の溝に入った瞬間に録音ボタン押したりしてもやっぱ切れちゃう。だから54分テープ買ったもんね。

A面の最後の曲、B面の1曲目、重要だったよねぇ。だいたいそこに名曲多い。
友達との会話でも、A面の何曲目、B面の何曲目ってよく言ってたよなぁ。
曲を飛ばそうとしたらレコードならそっと針持ち上げて次の曲に下ろさなきゃならないし、カセットテープだと早送りしなきゃならないから、あんまり好きじゃない曲でもちゃんと聴いてたよねぇ。そしたらそのうち、だんだんその曲の良さが分かってくることもあったり。今はもう指1本だもんね。簡単に頭出し出来ちゃう。最初の印象で気に入らなかった曲の良さを発見出来る機会が減っちゃったのかもしれないね。
さらに言うとシャッフル機能とかあるしさ、おもしろい聴き方が出来る半面、アーティストの想いはどこに?って感じでもある。俺はシャッフルとかしないけど。

昔は音楽に今より真剣に向き合ってた。それこそ、シングル盤なんか片面たった1曲、3分か4分だった訳だし。そのためにわざわざジャケットからレコード出してターンテーブルに乗っけてってやってたよねぇ、たった1曲を聴くために。

BCのアルバム、1stと2ndはA面とB面想定して曲順考えた。曲間ちょっとだけ多めに取ってある。まぁ誰も気にしないだろうけどね。3rdはミニアルバム的な感じだからA面新曲、B面ボーナストラックみたいな感じ。4thはね、もうその想定はやめてCDっちゅー最初から最後まで一連の流れで決めた。

ぶれるのカセットテープ、あぁこの手があったか!と思っちゃったよ。
俺の世代のロッカーはカセットテープ作ったはず。バイトして金ためてレコーディングして、レコーディング費用も今よりぜんぜん高かったし、で、CDなんて簡単に出来る時代じゃないから、テープにダビング。普通にダビングするより倍速ダビングの方が音がいいっていう、ほんとかウソか分からん噂を当てにして倍速で。当時、俺のステレオは倍速ダビング出来なかったから、妹が持ってた倍速ダビングが出来るCDラジカセを使わせてもらうために実家に行ってやってた。
ジャケットも切り貼りしたり、コピーしたり。今みたいにジャケットから何からPCで注文して100枚、200枚、500枚と簡単にプレスなんて出来なかった。けど、その分、本物のアートだった。間違いなく。愛情とか魂とか想いをいっぱい詰め込むことが出来たからね。いや、今のCDにだって想いが詰まってるいいものはいっぱいあるけどさ。

ぶれるのはダウンロードも出来るからカセットデッキがなくてもちゃんと聴ける。俺もアイホーンにダウンロードした。で、車で聴いてる。この時はステレオで聴ける。

A面とB面、なんか考えちゃうなぁ。
もう、俺よりひと回りくらい下の世代以降は、A面B面なんていう概念が、そもそもないのだろうか。
「旅終へてよりB面の夏休」黛まどかさんのこんな句を読んでも、意味分かんないのかな。

そんな感じで、俺の人生も、もうB面に入ってるであろう。とか。

ぶれるのカセットテープはライヴ会場でしか買えないのかな?サチ丸さん。

ただの感覚 [Others]

あ~あ、やっちゃってるなぁ。
山本太郎がロックだって?冗談でしょ?うける。大爆笑。
いるよね~、そういうこと言っちゃう奴。まぁ、だいたいそういうこと言う奴ってロックじゃない奴ばかりだけど。
25年間(いやそれ以上)そして、今もこれからも、ロックな俺がはっきりと言ってやる。
「あれは国会議員だ!」
バカか。自分自身がロックだったら、ただの国会議員のことを「ロックだ」などとは絶対に言えん。
万が一、たかが国会議員がロックやらパンクやらだったら、もう世の中ロックだらけだね。自分が気に入ってる奴のことを公然と「ロックだ」などと言っていいのなら、キョンキョンも壇蜜さんも有村かすみちゃんも大島優子ちゃんもロックだね。
うける。
あれ?俺、大島優子ちゃん気に入ってたっけ?

まぁ、山本太郎、がんばってるのは認めるが、ダメだなアイツは。俺には。たのむ、無理強いしないでくれ。ダメなもんはダメだ。国会から消えてほしい。アクターとして芝居の世界に戻ってほしい。昔はわりといい俳優だと思ってたから。

結局、日本の平和、世界の平和について、深く議論されることはなかったのか。選挙の時、議論が活発になればいいと思ってある党に投票した。断っておくが、与党ではないし、俺にとっては当たり前だけど民主党なんかじゃない。民主党は大嫌いです。
けどね、なんかね、がっかりしたよね。野党に。俺はね。
日本の平和、安全についてどれだけ議論出来たのか疑問。「日本の平和を守るためにどうするか」を議論しなければいけなかったはずなのに、野党は戦争法などと呼び始めて「戦争するかしないか」の議論にすり替えてしまったように見えた。始終、極論ばかりで建設的な意見が無かったように感じる。結局、国会は奴らにとっては政権争いの場なのか。与党を引き摺り下ろすことしか考えていないのか。

俺、ほとんどテレビのニュース見てない。あえて。だって反対派が言うにはメディアは操作されてるらしいじゃん。じゃ、見なきゃいいと思ってさ。ネットの記事もちょぼちょぼっと、引っかかったものだけしか読まなかった。ただ、見る時はどっちの意見も見るようにしてた。
書き込みとか見るとさ、まぁ、しょーもない暴言だらけだよね~、どっちも。自分と反対の意見の奴に「キモい」だの「ダサい」だの「バカ」だの「お花畑」だの「洗脳されてる」だの言っちゃう奴は、俺から見れば「お前とは議論の余地なし」っちゅー感じで、ウザイだけ。自分じゃ気付かないのかな?それこそ、バカなのかな?

ひとつ疑問なことがあるんだけど、反対派の人たち、デモに参加して盛り上がったせいか、なんか自分たちが「改革」をしてるみたいなことを言ってる人がいたんだけど、よく考えてみるまでもなく反対派がやりたかったのは戦後から70年続いた「現状維持」だよねぇ。あれ?ちがう?
改革しちゃってるのはアベの方な訳で。
次の選挙で自公落とす、とか言っても、こんな低レベルな議論しか出来なかった今の野党議員じゃ俺は不安だなぁ。
訳分からん共産党の言いだしたことに簡単に賛同しちゃう奴いるし。何?結局やりたいことは反自民っていうだけ?
まともな政治家はいないのか。まともに「平和」について議論出来る奴はいないのか。

自分の意見をいちいちネット上で発表する気はなかったのだけど、ここまで書いちゃったからしょーがないか。
俺は「現状維持」でいいとは思っていなかった。日本が手放しに「平和」と言える状態ではない気がしていた。「9条」は理想ではあるけど、世界はその理想では太刀打ち出来ないところまできていると思っていた。だから、改憲派と言えるのかもしれん。
かと言って、アベの政策に盲目的にすべて賛成という訳ではない。俺は反米主義。反原発。当たり前だけど反戦。兵器を売って儲けるなんて言語道断。
だから平和について建設的な議論が行われることを望んでいた。俺は政治家じゃないから、政治家に期待してみた。ある意味、分かっていたけど、期待してみた。村上龍のなんかの小説に書いてあった「政治家っていうのはどんな悪い奴でも国を想う気持ちを持っているものだ」みたいな文章を信じて期待してみた。
まったく残念。

間違いだらけかもしれない俺の考えでは「集団的自衛権」は外交カードであり、「戦争」っていうのは、外交手段のひとつ。
「戦争出来なかった日本」が、これから「戦争しない日本」になることを望む。目指すは世界平和。
だけど、侵略してくる奴らから国を守れなくてどうするって思う。ISILみたいな、話し合いなんて到底出来ない奴らもいる。

さっきも言ったけど、俺、ほとんどニュース見てない。特別勉強もしてない。分からないことはたくさん。だからこれは、この数カ月間に感じたこと。俺の勝手な感覚。それだけ。

いちいち反論してこなくていいからね~。
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ラグビー [Others]

ラグビーすごかったなぁ。

俺、高校生の時、ラグビー部だったの。このちっちゃい体で。今言ってもあんまり信じてもらえないんだけどね。
ポジションは右ウイング、14番。まぁ逃げ足だけは速かったから、チームメイトには万引き走りって呼ばれてた(笑)。
タックルも怖さより負けん気の方があったから、フォワードのすげ~デブがブラインドサイド突っ込んできても倒したよ。でかい奴倒すと気持ちよかったなぁ。
タックルにいって顔面強打して鼻折れたことあるけどね。鼻、左にひん曲がっててビックリしたよ。ははは。病院行ってとりあえず直したけど、ほんとはもっと美少年だった。はず。
今はもう出来ないなラグビー。無理。こわいよ~。

そんな訳でラグビーってちょっとは気になるスポーツだったんだけど、もう最近はぜんぜん観なくなってた。高校野球みたいなミラクルなかなか観れないしね。
せいぜい暇な休日の昼にテレビつけたらたまたまやってた中継をボーっと観ることが年に1、2回ある程度。

それなのに、なぜか今日のW杯日本対南アフリカ、録画予約しといたの。なんとなく。
なんでだろ?何かが起こる予感があったのか?いや、予約した時はそんなこと思ってなかったしなぁ。

結果知らずにまず録画観てほんとよかったよ~。
大興奮。

32-29の終了間際、ペナルティを取った日本はラストプレーで、確実に同点狙いのキックではなく逆転のトライを取りに行くスクラムを選択。もうこの辺から涙でちゃったよ。
そして、つないでつないでトライ。
ひとりで大騒ぎしちゃった。けど、きっと世界中が大騒ぎだったに違いない。

素晴らしい試合だった。

日本のディフェンス、低いタックルすごかったな。あのディフェンスがあったから後半終了近く、南アはペナルティ獲得してもトライを狙わずキックの選択だったし。そして、それが大逆転に結びついたし。
バックスも参加してモールで押し込んだトライもカッコよかったなぁ。

ラグビーはヒーローが一人ではないスポーツ。そして試合終了のことをNO SIDEという素敵なスポーツ。

ONE FOR ALL, ALL FOR ONE.
スクールウォーズ観たくなった(笑)。ずっと昔はビデオテープに全話録画して持ってたんだけどなぁ。

イギリスのメディアが「W杯史上最大の衝撃」とまで言った歴史的な試合を、リアルタイムで観てるのと同じ興奮で観れてほんと嬉しかったな。
次の試合も楽しみにしとこ。
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配信 [BC5AM]

秋ですねぇ。

映画観に行った。「Dearダニー」。
誕生日にマネージャーから贈られた、43年前に届くはずだったジョン・レノンからの手紙をきっかけに、人生を変えようとする大御所ロック・スターにアル・パチーノ。けっこういけてた。
なかなかいい映画だった。ラスト・シーンよかった。何もかもを最後まで描かずとも、これからすべてのことがよくなっていくことを示唆する終わり。こういうの好きだな。

こんばんにゃ、俺もそろそろ人生を変えなくちゃいかん、ONOchanです。

さて、最近じゃ音楽が無料で聴けるようになった。俺もApple Musicでけっこう聴いてる。車に乗る時とか。
無料配信については、音楽を安売りするなみたいな、けっこう否定的な意見の人もいるけど、俺はどっちかっていうといいことだと思ってる。むしろ自然っちゅーか。

いい音楽を作ったら、たくさんの人に聴いてもらいたい。それが普通の音楽家と思う訳。
売れる音楽を作って、たくさん儲けたい。これはただの商売人。

価値を決めるのは聴き手の方であっていいと思う。
それがさ、同じ曲なのにオマケでついてるDVDが3種類とか、握手が出来る券がついてるとか、そんなことでしょーもない曲を何万枚も売りとばそうっちゅー、そういう方が俺には音楽の安売りに見えるけどね。

今までは出来あがった音楽を、それがクソみたいな音楽だとしても、宣伝して、ある意味じゃ聴き手をだまして売っていた。けど、これからはいい音楽を見つけた聴き手の方が、いつでも聴きたいからレコーディングしてくれっていう風に変わっていけばいいんじゃないかな。
簡単に言えば、こんな曲出来た、聴いてくれって歌うじゃん。それを聴いた友達やなんかが、お~いいね~って、そのうちそういう奴がたくさん集まって、みんなで金出すからレコーディングしてくれよって。
こういう方が自然と思うけど。

プロって呼ばれている人たちはさ、今まではCD作ってからライヴやってたかもしれないけど、これからは、まずライヴで新曲やったらいい。で、その曲をいつでも聴きたいと思ったファン達にレコーディング費用を少しずつ出資をしてもらえばいい。だからプロって呼ばれている人たちはいい曲作んなきゃいけないねぇ。

無料配信、ぜんぜんいいと思うんだよな。逆に音楽がめちゃくちゃ高いものになってしまったらどうするよ。1曲だけで1000円するとかさ。そんなつまらない世の中ないよねぇ。
けどね、もしそうなったとしても、たとえばクラッシュのアルバム「ロンドン・コーリング」全曲聴くのに5万円ってことになっても、俺は金ためて何年かに1度は聴くけどね。それだけの価値がある音楽だから。
だからさ、音楽の価値は聴き手が決めればいいんだよ。

まぁ、今は昔よりレコーディング費用も安くなった。おかげでCDなんか作るバンドがたくさんいる。BCもその中のひとつ(笑)。
正直、儲けようなんて気はこれっぽっちもない。ただ、俺がいいと思っている俺たちの音楽を少しでも多くの人に届けたいだけ。だいたいBCのレベルじゃCDなんてバンド側は大赤字だからね。

1st作った時、レーベルから「なるべく発売日の週にタワーレコードの新宿店で買ってもらうようにすればインディーチャートに入る可能性があるから」みたいなことを言われたのだけど、そんなくだらんことはどうでもよかったから、俺たちはほとんどをライヴ会場で買ってもらった。だいたい、タワー新宿店のインディーチャートに1週載ったところでなんになるっちゅーの。

そんな感じで、レーベルから発売してもらったBCの1st「Notin' but love」2nd「4REAL」3rd「7x3」の全曲はApple Musicで無料配信されてます。Apple Musicは3ヶ月間は登録料無料のお試し期間があるからその間に全曲ダウンロードしちゃって。で、何回も聴いてちょうだい。

ただね、俺たちはジャケット、裏ジャケ、ブックレットの中身までこだわって作ったし、俺は特に歌詞を目で読んでほしいと思っているし。曲順にしたってそう、2枚組の2ndなんかは特に。
っちゅーことで、決めました。1st~3rdアルバムはライヴ会場で欲しい人にあげちゃいます。どうせ無料で配信されてるんだから。
けど、ジャケットから歌詞カードまで含めてアルバムっていうものを聴いてもらえたら、ただ曲を聴くだけとまた違う聴き方が出来ると思う訳で。ほんと、歌詞はね、聴くだけじゃ聞こえない言葉があるはずだし。

で、配信されていない、完全に自分たちで作った4枚目の「明日なき世界の明日へ」ですが、これも聴きたいっていう人にはあげてしまいたい気持ちはあるのだけど、ちゃんとお金を出して買ってくれた人もいる訳で、まだ発売から3年しか経ってない訳で、もうちょっとの間は販売させてもらいます。

そんな訳で、とりあえずライヴに来てちょうだい。

年末のライヴも決まった。今年は10月2本と12月1本の残り3本かなぁ。
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うわばみ [ちゃんぷる]

今年はけっこう家で酒飲んでる。今までほとんど飲まなかったのに。うわばみです。
最近はまっこりと日本酒。けど今はウイスキー、ロックで。うわばみです。

こんばんにゃ、とは言ってもいつもちっさい湯呑で2杯くらい、ONOchanです。

期間中に絶対行きたいと思っていたポーラ美術館のセザンヌ展行ってきた。
箱根、車で1時間半くらい。そんなに遠くない。

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箱根の山の中に近代的で素敵な建物だったなぁ。
大涌谷の噴火警戒レベルが上がったことでセザンヌの借用作品12点が7月に返還されてしまっていて、当初の約半分の11点だったけど、ポーラ美術館に収蔵しているその他の画家の作品、モネやゴッホ、ルノワール、それにピカソやシャガールも観れて、十分楽しめた。

セザンヌの静物画、多視点で描かれているっていうのを前にテレビ番組で検証しているのを見て面白いなと思っていた。テーブルの手前側は正面からなのに奥側は上からの視点で描かれている。けど奥にあるボトルは正面からの視点だったり、それより手前の果物は上からの視点だったり。よく見ればテーブルの天板が奥にいくほど急激にせり上がるような構図になっていて違和感かもしれないけど、不思議とまとまっていてちゃんと成立している。これは写真では絶対に出来ないこと。
ドリアンさんの講座に通っていた時、「観自在」という言葉を教わったのだけど、まさに「自在に観る」という、こういう視点をいつも持ちたいなぁと思う。
一方からの視点だけじゃきっと限界がある。創作も思索も政治も。より素晴らしものを生み出せる可能性っちゅーものをセザンヌの静物画が教えてくれているんじゃないかな。

ポーラ美術館の入場券を買う時に、近くにある星の王子さまミュージアムの券もセットで買うと割引になるっていうことで、時間もあるし、これも前から気になっていたし行くことにした。

行ってみたらこちらはちょっとレトロな素敵な建物。

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そんなに大きな建物ではなかったけれど、サンテグジュペリ、「星の王子さま」に関する圧倒的な量の展示物。手書きの原稿なんかもあったりして、ここはほんと面白かった。
サンテグジュペリの人生とリンクする「星の王子さま」のメッセージ。それがほんとによく分かる展示の仕方ですごくよかった。
わりと最近(たぶん1年以内)に再読したばかりだけど、また読みたくなっちゃったなぁ。
ここで知ったのだけど、11月に公開される「リトルプリンス」っていう、星の王子さまのその後の物語を描いたアニメーション映画の予告、メイキング映像も上映してて、この映画も観てみたい。

で、せっかく箱根に来たから温泉に入ろうっちゅーことでちょっと贅沢。
あ、諸々事情ありますんで貸切個室露天風呂ですよ。

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食事も美味かったし、まったりうたた寝も出来て気持ちよかったな。
そんなに遠くないし、また行きたいな箱根。

ちゃんくるには星の王子さまミュージアムで買ってきたおみやげ。

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キツネとウワバミのぬいぐるみ。物語の冒頭に出てくるウワバミ、ちゃんと中にゾウが入ってる。

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これ、なかなかおもしろい。

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ん?ちゃんぷるはもうキツネを飼いならしたのか?なんか似てるし。
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BLUE [My Life]

9月ですねぇ。憂鬱です。
もうね、なんか分かんないけど、毎年毎年、9月になるとどっぷり落ち込むの。俺こんなんでいいのかとか思っちゃうの。
おまけに風邪ひいちゃったしさぁ。

こんばんにゃ、19th Nervous Breakdown、または、6番目のユ・ウ・ウ・ツ、ONOchanです。

いや、19回目でも6番目でもねぇな。
五月病ってあるみたいだけど、俺の場合は九月病だな。

しかしですよ、もう自分の感情をある程度コントロール出来る立派な大人になってしまったんで、いちいち周りに迷惑はかけてないと思うのです。
それに、憂鬱な気分もそんなに悪くない。とか思える。
なにかを創作しようっちゅー人間は年中バカ騒ぎしてられるもんでもないだろう。

けど、なんで9月になるといっつもこんな感じなのかなぁ。
と思って、仕事しながら考えてみた。
で、分かったのは、これは学生だった頃からの癖なのだなということ。
え~何年経ってんだっちゅーの。

やっぱ夏休みが楽しかった訳じゃん。新学期、かったるかったじゃん。
9月、授業に出ないで、しょっちゅう裏の山に登って芝生の上に寝転んでたなぁ。そんで、俺こんなんでいいのかとか思ってたなぁ。
たぶん、あの頃から成長してねぇんだなぁ……。

俺が通ってた高校は山の上の方にあったんだけど、校舎の裏からさらに登ると送電線(?)の鉄塔が立ってて、そこの周りは金網のフェンスに囲まれて立ち入り禁止になってた。けど、そんなフェンスあっても関係ないじゃん。いつもフェンスを登って中に入って芝生の上で寝てた。

ある日、俺と友達と二人でそこにいたら、近所の中学生の女の子が二人やってきた。やっぱり学校抜け出して来たんだって。一人は金髪で制服にPILの缶バッジなんか付けてた。タバコ吸うかって聞いたらいらないって言ってた。何しゃべったかなんてもう覚えてないけど、2、3時間は4人でそこにいたような記憶がある。

まぁ、そんなことを想い出した、憂鬱な九月の午後。

その頃のことを書いた曲。書いた時はBLUEって空の青をイメージしていたんだけど、あぁ、そうか、80年代には憂鬱な気分のことを「ブルー」と言っていたんだった。


「A PEACETIME IN BLUE」

A PEACETIME IN BLUE 
螺旋階段の途中 
煙草の煙 教室は遠い世界
空の青の青の青さに 
夢も現も 吸い込まれそうな午後

幸せの数を比べて 不幸の数を自慢してる
街に溢れるグレーな言葉で 何が描けるの

隠したココロはこのままで
生きてゆけないのかな
夢だと笑うなら覚まさないで
A PEACETIME IN BLUE

A PEACETIME IN BLUE 
屋上まで駆け上り 
九月の空 この翼に映そう
もっと高く雲より高く 青の彼方へ 
いつの日か飛べる気がしてる

嬉しさとか悲しさとか 少しずつ解りはじめた
真実とか 世界の仕組みや 大切な何か

隠したココロはこのままで
生きてゆけないのかな
夢だと笑うなら覚まさないで
A PEACETIME IN BLUE

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