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在宅ロック [Good Noir]

新型コロナ、いまだに収束する気配がない。
芸能人では、志村けんさんに続き岡江久美子さんも亡くなってしまった。

俺は仕事とちゃんくるの散歩と買い物以外ウチにいることにしている。休みの日には映画とか美術館とか、特に用もないのに本屋とかブラブラしたり、もちろんライヴに行ったりとかするのが好きなのだけど、そういう楽しみは今はない。
けど、今はウチにいたいし、そうしなければと思っている。
新型コロナ、知れば知るほど恐ろしい病気だ。マスコミの過剰な情報はあまり信用しないように気をつけているけれど、最近、信頼出来そうな情報源としてよく見るのは、元エコーズ、作家の辻仁成さんのツイッターとブログ。

志村けんさんや岡江久美子さんのように、急に重症化して死んでしまう人がいる以上、今自分に出来ることはウチにいることだと思う。

ライヴハウス、バー、大変だと思う。俺の友達の店もみんな必死にがんばってる。昼に営業してテイクアウト始めたり。協力なんておこがましいが、飯は食わなきゃならんし、たまにテイクアウト買いに行く。
世話になっているライヴハウスにも微力でも何か出来るならと思う。

しかし、ウチもなかなかヤバイ。連れは3月から仕事出来てない状況だし、俺の仕事もシフト制だけど、4月から休業日が設定されてる。公休日も含めて月の半分近くが休み。暇だから残業まったくないし。普段なら残業なんかしたくないと思っているのだけどね。普段なら休みが多くて喜んじゃうとこだけどね(笑)。世帯収入が約半分……。
まぁ、それでもなんとかなると思っているけど。子供の頃から貧乏だった訳で、金が無くても生きていけることは証明済。バブルの時代に貧乏だったなんて、哀れな青春……。

とにかく1日でも早く感染を少なくしないとずっとこのままだ。ライヴもできない。
家にいても楽しめることはたくさんある。結局自分次第。俺はけっこう楽しんでるよ。

そんな感じで、こんな時だからこそ何か発信したいと思って、弾き語り動画録ってYouTubeにアップしたりとか始めたんだけど、バンドでも何かやりたいなと思って、やってみた。
高嶋ちさ子さんのが在宅オーケストラなら、ノワールは在宅ロックンロール。



録画より編集が大変だった〜。ピッタリのはずなのにそれぞれの動画を合わせると微妙にずれる。映像編集ソフトに入れると再生速度が一定じゃないのね。一定じゃないというか、微妙にうねってる。まぁ、無料のソフトでやってるんでしょうがないのかな。
まぁ、なんとか観れる状態には出来た。
なんとなくやり方分かってきたから、次はもっとよく出来ると思う。

コンセプトは

Stay Home
but
Stay Rock'n'Roll

第1弾は「I Only Sing This Song For You」。この企画にはぴったりの歌詞じゃないかな。
次はなにやろうかな〜?

「I Only Sing This Song For You」

時間が過ぎれば きっと何もかも 
ただ色褪せてく たとえばこの歌も
飾った写真も 交わした言葉も 
いつもの景色も ふたりで見上げる空も

俺たちはいくつもの想い出を作る
たとえそれがすべて遠くに消え去っても

Grow old along with me 
時がふたりを越えてゆくけど
Grow old along with me 
最後に残る願いだから
I love you なんてかき消される 
この冷たい風の中
I only sing this song for you

不確かな時代 何かに追われて 
行く先も知らず それでも夢見てる
たとえば明日を 美しい夜を 
あざやかな朝を 限りなく続く日々を

俺たちはいくつもの未来を信じる
たとえそれがすべて叶わないとしても

Grow old along with me 
街の灯りは消えてゆくけど
Grow old along with me 
最後に残る願いだから
I love you なんてかき消される 
この冷たい風の中
I only sing this song

俺たちはいくつもの約束を交わす
たとえそれがすべて脆く崩れ去っても

Grow old along with me 
時がふたりを変えてゆくけど
Grow old along with me 
最後に残る願いだから
I love you なんてかき消される 
この冷たい風の中
I only sing this song for you

Stay with me……
All I hope is you


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お知らせ [Acoustic]

5月10日くじら号で予定していましたONOchanソロライヴ、キャンセルいたしました。

苦渋の決断でも断腸の思いでも、ましてや英断などではありません。
理由は極めて個人的かつ繊細なことなので省略させてもらいますが、自分にはこの選択肢しかなかったということです。
自分の無力さを感じています。

共演予定だった渡辺伸一さん、SOさん、コージさん、なによりくじら号さんに甘えさせてもらいました。
僕たちの繋がりが「ロック」だけではなかったことを実感させてもらい、涙が落ちそうです。
いつかまたこの4人で、くじら号でリベンジしたい。

だけど今は、ロック魂も、ロックンロールスピリットも、意地とか根性とか、おぼろげな希望も、胸の中にしまっておきます。
ただひたすら、目の前の嵐が過ぎ去るのを静かに待つことにします。

とは言っても、きっと僕は表現することを我慢出来なくなるでしょうから、またしょーもない弾語り動画とか投稿するかもしれません。
その時は適当にスルーしちゃってください。

これから、もっと辛い日々がくるかもしれない。それでも、いつも、今を生きよう。
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うたってみた [Acoustic]

YouTubeやSNSに弾き語りの投稿とかってよく見かけるのだけど、今までやったことなかった。
なぜなら、歌もギターもたいして上手くできないわけで、自信がない。
そういうのやってる人、素直にスゲ〜なぁって思ってた。
そんなんだから生のライヴにこだわってやってきた訳で。

けど、考えてみれば伝えたいことがあって、それを伝えるツールとして音楽を選んだっていう部分が少なからずある訳で。
じゃやるか、と。

今、歌いたい歌があるんだよね。
まぁ、やっぱり出来はそんなによくないよ(笑)
とりあえず2曲。暇つぶしにご覧ください。

「Call You」
https://youtu.be/7M38ym_OOMI

「希望の国」
https://youtu.be/TbU1mtHn6VI


「Call You」
あぁ素敵なあなたと愛に生きたいな
あぁ豊かな時代にふざけすぎたから

モラリストのイデオロギーは底をつき
悪い噂流れてる

あぁ見えない明日を嘆いているより
あぁあなたといたいな この終末は

権力に追いつかない政治力
街は悲劇的なコメディ

Call You , I Call You
暗い毎日だけど
ハートに火をつけて
Come on baby Light my fire

Call You , I Call You
クライマックスは
いつか境界で愛のうたを

ジグソーパズルみたいな
世界地図の小さなピース
ひとつひとつ剥がれ落ちて
元には戻せないのか
Hurry up 時間がないよ
This could be the End of the world
But My Aim Is True

Call You , I Call You
暗い毎日だけど
夜をぶっ飛ばせ
Let’s spend the night together

Call You , I Call You
クライマックスは
いつか境界で愛のうたを

Call You , I Call You
暗い毎日だけど
夜をぶっ飛ばせ
Let’s spend the night together

Call You , I Call You
クライマックスが
いつか境界を壊すまで


「希望の国」
夜がまた終末に近づいてくけど
知らないふりしてふたりは歩く
テレビやウェブサイトで目にするニュースが
全部ウソならよかったのに

こんなに絶望溢れてるから
こんなに君を愛せるのかな

それにしても今夜 星が綺麗だ
11月の風は透き通って
ベイエリアの夜 大さん橋の上
この目に映ることだけがすべて

先の見えないふたりだから
こんなに君を愛せるのかな
これが最後の夜だとしたら
もっと君を愛せるのかな

Harbor Light Starry Night Innocent Sky
はり裂けてく未来
Harbor Light Starry Night Innocent Sky
他に誰もいない
Harbor Light Starry Night Innocent Sky
崩れてゆく世界
Harbor Light Starry Night Innocent Sky
ふたりの世界
この目に映ることだけがすべて

こんなに絶望溢れてるから
こんなに君を愛せるのかな
先の見えないふたりだから
こんなに君を愛せるのかな

もしもここが希望の国でも
こんなに君を愛せるのかな
みんな笑ってる希望の国なら
もっと君を愛せるのかな

希望の国なら
もっと君を愛せるのかな
もしここが希望の国なら
ずっと君を愛せるのにな

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ライフ [My Life]

コロナウイルスの感染が拡大している。
こんなふうに2020年の誕生日を迎えるとはまったく予想していなかった。

5日ほど前から、ずっと考えていた。自分がどうするのか。
ライヴハウスは苦境に立たされているし、その他、飲食店も辛い状況だ。友達の店もやっぱりかなり厳しいみたい。

どんなことがあってもロック、ライヴはやるつもりでいた。震災の時だってそうだったし。
だけど今回はちょっと違う。
発症せずともウイルスをばら撒いてしまう可能性がある。
そして厄介なのは治療法がないこと。出来ることって呼吸器をつけるくらい。患者の治癒力のみが回復の方法。肺や呼吸器官が弱い人は死んでしまう。志村けんさん、あっという間に逝ってしまった。 
イタリアやニューヨークのことを考えた。東京の感染者数が激増している。もちろん全国的にも。このままじゃヤバイ。確率や数の問題ではない。自分や家族じゃなくても、他の誰かに広がっているのだから。
もう人を集めてライヴをやっている場合じゃない。今、止めなくちゃ。そう思った。
1日のブログは俺の声明文。

何か方法はあるはず。それを考えている。
世話になっているライヴハウスも友達の店も大変だと思う。なんとか持ちこたえてほしい。落ち着いたら微力でも力になりたい。いや、俺んちもかなりヤバイ経済状況。そりゃあ、相当ヤバイ。貯金なんてねぇもん。それでも少しでも力になりたいと思う。

今年はライヴあまり入れてなかったので、今月はもともと予定がない。
来月のライヴは状況を見ながら考えていきたい。
少しずつ、少しずつ、首を絞められるような毎日だけど、うちは楽しくやってる。
連れの仕事が出来ないせいで、金はないかわりに家族で過ごす時間が増えた。
もう1ヶ月間、絶賛失業中の連れはこの機会に断捨離をするらしく、家中ひっくり返してる。
おかげで失くしてしまったと思っていたものが見つかった。
去年死んでしまったカメラマンの同級生が撮ってくれた写真。

IMG_0678.jpegIMG_0679.jpeg

24年前かなぁ…。
リーゼントすげぇな。モリヤンみたいだな。

2月までの日常はもうないのかもしれない。
だけど、必ず乗り越えて、生きよう。
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2020年の誕生日 [My Life]

2020年4月1日 水曜日 雨

連れと食事に行った時、禁煙席と喫煙席があったら禁煙席を選ぶ。18年前から。
買い物をする時はバッグを持って行く。ない時は両手にかかえ、基本的にレジ袋はもらわない。13年前から。
肉を食べるのはやめた。11年前から。
震災直後の住民のいなくなった福島の町へ行った。放射線に怯えながら、ドッグフードを車に積んで。9年前の4月8日と12日。
すべて自分で決めたこと。
自粛でも要請でもない。

「ロックで世界は変えられない。だけど人の心は変えられる」
そんな言葉が大嫌いだ。
冗談じゃねぇよ。
「ロックは世界を変えられる」
14歳の夏、徹夜してライヴエイドの中継を観た。あの日からそう信じていた。もちろん今でも。

すべての生命はいつか死ぬ。
なるほど、確かにそうかもしれない。
だけど「いつか」を「今」にする必要はない。

自分の友達、知り合いの中にも、過去に肺を患った人や呼吸器官の弱い人がいる。
今さら気付いた。もうこれ以上ばらまいちゃダメだ。
今までの自分の発言や行動に反省しなきゃいけないところがある。
個人的な欲や見栄や意地なんて小さなものは、今はすべて置いといて、自分に出来ることをしたいと思う。

自粛なんて後向きな言葉を使うからいけないんだ。
慎んだり、控えたりするのではない。
俺の周りにある、小さくてもかけがえのない世界を守るために、前に進めるために、やる。
「やめる」のではなく「やる」。
自分で考えて、今するべきことを、やる。

コロナウイルス。
陽光のような、ビールのような、誰かの愛犬のような、素敵な言葉を名前に持つ悪魔。
人々を恐怖に陥れ、大切な人の生命を奪い、人間を支配し…。

俺たちは絶対に許さない。
いつか「コロナ」という言葉を取り戻す。
その言葉はウイルスという意味ではない。
そして必ず以前よりもっと素敵な新しい世界を作りあげる。
その時が来るまで、今は静かに待つことにする。

「ロックンロールは世界を変える」

49回目の誕生日に 
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