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コラボ [ちゃんぷる]

なんかさぁ、ちょっと前までライヴに参加することを「参戦、参戦」言っていた奴らが、最近じゃ「反戦、反戦」言ってて笑える。
これ、最近の流行りか?あ~あ、乗り遅れたな。
けど、こんな軽々しく「戦」なんていう言葉を俺は使えねぇな。

こんばんにゃ、今までもこれからもライヴには「参加」だし、「反戦」なんて当たり前のことはいちいち言うまでもないONOchanです。

反戦ソングなんちゅーものは歌うつもりない。と、思ったら、19の頃、湾岸戦争の時「I Don't Like War」というカッコイイ曲を作ったな。まぁ、「Hate(憎む)」じゃなくて「Don't Like(好きじゃないなぁ)」ってとこがONOchanらしいでしょ。
あ、「71年のレコード」は反戦ソングに入るのか?あれは「Imagine」トリビュート・ソングなんだけどね。
「麻のスカート」も「風になる時」も100%ラヴ・ソングだからね。戦争反対なんて一言も言ってないから。戦争っていうものが背景にあるロックがすべて反戦ソングだと勝手に思わないでいただきたい。ジェリー・ビーンズ・ロメオは最後の世界で愛を歌うのだから。

今日は国立新美術館に書道展観に行ってきた。去年も行ったやつ。
書道っちゅーのは、徹底的に攻撃的だと思う。否応なしにこっちのココロに飛び込んでくる。絵画は受動的でしょ。俺をその世界に引き込んでくれるから。だから、書を観るのはけっこう疲れる。
すごい量の展示だから、言葉の意味は気にせずココロに引っかかったものだけじっくり観ることにしたのだけど、やっぱどうしても言葉の意味というものが引っかかるのか、自然と俺の好きな詩人の言葉を書いたものに目がとまっちゃうことが多かった。
宮沢賢治、高村光太郎、立原道造、中原中也、石川啄木、室生犀星、与謝野晶子なんかはわりとよくある感じだけど、ネルーダとかランボーとかヴェルレーヌなんかもあった。あ、セカオワの歌詞を書いてるのもあったな。
山頭火の句は書道にぴったりだな。言葉がすでに書道的。って意味わかんねぇけど。

みんな写真撮ってたから、俺も気に入ったやつはたくさん撮ってきちゃった。絵画とかじゃないからいいのかな?じゃ、ちょっとだけ。

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これって、やっぱ、詩人と書家のコラボってことなんだろうなぁ。もちろん書家が自分自身の言葉を書いたものもあるけど。
本で活字で読むのと違うと思う。まぁ、そりゃそうだ。歌詞だけ読むのとメロディに乗ったのを聴くのとでは印象が違うように。ならば書道は言葉というよりむしろ旋律ということか。けっこう言い得て妙ではないでしょうか。

そんな感じで、ずっしり頂いて帰ってきてから散歩。
夏草が伸びた小道をちゃんぷるはどんどん歩く。

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で、くるみは俺のうしろ。

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今日もスタジアムの夕陽がきれい。自然と建造物のコラボ。

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ほんと、ここの夕陽すきだなぁ。

そして夜はリハ。
8月15日、「NO PEACE NO LIFE」。今回で7回目。俺は3回目から、ソロ2回、BCアコースティック・バージョンで2回出演させてもらってる。今回は初のエレキ・セット(笑)。

この日は、ばあちゃんの100歳の誕生日。すげ~長生き。めでたい。戦死したじいちゃんの「守りたかった君の未来」がここにある。
俺はロックンロールするだけ。軽々しく反戦なんか歌わない。俺は重たい愛を歌う。
パイレーツもやる。楽しみ。

そして、BCのライヴに、スーパー・ギタリスト、マサヤさんがゲスト参加してくれちゃいます。楽しみだなぁ。
今年はコラボ多いな。ちゅーかBCの3人だけでやったライヴ、5月の1回しかない。この前のPLASTIC ONOchan BANDもコラボみたいなもんだし。
今まであんまりそういうのやってこなかった。俺は音楽は純度が大切と思っているからね。信用できる人としかコラボしない。マサヤさんはもちろん、ちゅーか俺の尊敬するミュージシャンの一人ですから。これはほんと楽しみ。みんな来てね~。


☆8月15日(土)
荻窪 club Doctor

渡辺伸一presents「NO PEACE NO LIFE vol.7」
open18:30 start19:00 ¥2.000(D別)

出演
KING OF PIRATES
24th December
BC5AM
東京ネイルキャッツ

*BCのライヴにTHE DRAGON★FLYのマサヤさんがゲスト参加します。
*ONOchanとNOBUはKING OF PIRATESのメンバーとしても出演します。
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7.25 PLASTIC ONOchan BAND 日吉Nap [Acoustic]

25日、PLASTIC ONOchan BAND、来てくれたみなさんどうもありがとう。
対バンの紗羅with H"cups、ぶれる、UPPONSのみなさん、日吉Napのスタッフのみなさん、ほんとにどうもありがとう。
楽しかった。素敵な夜だった。

実はBCより歴史は古いPLASTIC ONOchan BAND、5年ぶりのライヴでした。とは言っても、メンバーは毎回違うので、今日のPLASTIC ONOchan BANDは今日が初めてのライヴでした。今回は全曲アコースティック・カヴァー。

メンバー
ONOchan (ヴォーカル、ギター)
NAGATSUMA (ベース)
YAS (ピアノ)
KIKchan (マンドリン、ギター、リコーダー)
NOBU (カホン)

set list
①Que sera,sera (Johnny Thunders ver.)
②Love Song (THE DAMNED)
③Wonderfull Life (BLACK)
④La Isla Bonita (MADONNA)
⑤Karma Chameleon (CULTUR CLUB)
⑥花火 (BC5AM)
⑦海岸線に陽は昇る (BC5AM) with 紗羅、サチ丸
⑧Stand By Me (John Lennon ver.) with 紗羅、サチ丸、UPPONS

この前のブログに書いたとおり、メンバー5人全員揃ってリハが出来たのが4日前。どうなるかとワクワクしていたのだけど、期待以上に楽しい演奏が出来た。

俺のうたはきっと相変わらずだったのだろうけど、ほんとに楽しかったし、気持ち入れて歌えたし、いいライヴになったと思う。
紗羅さん、サチ丸には「海岸線~」と「スタンド・バイ・ミー」に参加してもらった。
そして、UPPONSのみんなは「スタンド・バイ・ミー」で。鎌倉の俺の後輩たち。初めて会った時からもう25年近く経つ。久しぶりに会ったのだけど、いくつになっても、もうオッサンっていう年齢になってもカワイイ奴らだよ。それに相変わらず素晴らしい音楽を奏でてた、先輩よりも……。

去年の夏、8.15「NO PEACE NO LIFE」にBCアコースティック・バージョンで出演した時に観に来てくれたキクちゃんに「今度一緒にやりましょう」って言われて、その時からちょっと考えてた。
年末、Napに紗羅with H"cupsとぶれるが出演しているライヴを観に行った時に企画の話が具体的になって、本格的に構想練り始めた。

アコースティックでやるならパンク・バンドの曲は絶対やりたいなぁと思ってダムドの「ラヴ・ソング」。なかなか面白いアレンジが出来たんじゃないかな。
「ケ・セラ・セラ」はマンドリン入るって時点でやりたいなぁと。ソフトバンクのCMより先に決めてたよ~(笑)。
そして、80'sのヒット曲を3曲。ブラックの「ワンダフル・ライフ」覚えてないかなぁ?87年(くらい)日本でもニッカウイスキーかなんかのCMで使われてたはず。これは20代前半の頃から1度カヴァーしてみたいと思ってた名曲。20年越しの夢が叶った。
マドンナは大好きだし、カルチャークラブの「カーマ~」は前に1度やったことがある。
「スタンド・バイ・ミー」は最初予定してなかった。時間的に足りなければジョン・レノンの「イマジン」にしようかなと思ってた。けど、5月だったっけ、ベン・E・キング亡くなったでしょ。やっぱ俺の世代にとっては青春映画の名作「スタンド・バイ・ミー」の主題歌として馴染みがあるからね。映画のシーンの真似して歩いたよね、線路の上を。ベース・ライン口ずさみながら。
「花火」はNapで出会った名曲だから。俺の曲じゃないんだよ。kebっていうブルースシンガーの曲。こんなすごい名曲は世に出さないと、って勝手に思って、BCでやってるって訳。kebとは連絡先が分からなくなってしまって音信不通。誰かkebに伝えて、俺が勝手に「花火」歌ってるって。
Napでこの曲を歌える機会をもらってほんとによかった。
そして「海岸線~」はもちろんやる。サチ丸と2度目の共演。紗羅さんにも入ってもらってパートを分けて歌った。

そんな感じで、今回は俺のやりたかった曲たくさんやらせてもらった。
今日までほんと待ち遠しかった。BCと並行して、ずいぶん長い間考えてたからね。

なにより、今回のPLASTIC ONOchan BAND に参加してくれたメンバーにココロから感謝します。

そんなだからさ、終わっちゃったら、やっぱなんかすごく寂しい。次があるか分からないバンドだからね。ほんとにゴキゲンなライヴだったし。

で、今朝ノブリンと相談したのだけど、このメンバーで「花火」レコーディングしようと。
BCのバージョンとカップリングでCD-Rかなんかにしようと。この名曲をもっと多くの人に聴いてもらいたい。って作者抜きで勝手に思ってる。kebに連絡取れないかなぁ。
今日の「花火」ほんとにいい演奏だったと思うし。
まだ具体的な時期は分からないけど、楽しみだな。

あまりにもゴキゲンな夜だったから、まだ眠れそうにないな。まだまだアドレナリン爆発中。ライヴ録音のCD-Rでも聴いて、ウイスキーでも飲みながら、もうちょっとだけ余韻に浸っちゃおうかな。終わっちゃうのが寂しくて。

けど、また明日から、俺は次に向かいます。こんな風に、いくつもの素敵な夜と切ない想いを越えてきたんだ。バンドマンなんてみんな寂しがり屋なんだろうなぁ。

8月15日、終戦記念日、BCは最高のロックンロールをやるよ。

ほんとに今日はどうもありがとう。この夜のすべてに感謝。
うっかりたくさん書いちゃったなぁ……。
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もうすぐ [Acoustic]

梅雨明けたね。夏だね。県大会とっくに始まってるね。やべ~今日まで「への道」録画予約するの忘れてた。今年も甲子園までは行けそうにないから、どっかで県大会は観に行きたいなぁ。

今月、ぜんぜんブログ更新してなかった。

なんかウザイ世の中じゃん。
ほんと、なんでもかんでもシェア(最近覚えた)すりゃいいってもんじゃないだろう。思想、信条、意見なんてどうしてホイホイとこうも簡単にシェア出来んのか。おかげで歌詞1行、楽に書けたけどね。

あ~、強行採決っていうけど、冷静に見たらさ、選挙を勝ってきた与党が数で有利なの当たり前で、むしろ、極論ばかりわーわー言ってマトモな議論出来なかった上に採決の時に退席なんかしちゃう野党がおバカさんな気がするのだが。
くだらないからニュースあんまり見なかったけど、なんか「自民党感じ悪いよね」みたいなプラカード持って、「お願いだからやめて」って、おい、これ国会か?うける。
本気でやれ、バカたれ。

こんばんにゃ、戦争反対なんて当たり前、目指すは世界平和、ONOchanです。

あぁ、野党を悪く言ったら与党支持と思われるのか?今の世の中。
自分の正義を疑うことなくごり押しする奴いっぱいいるからなぁ、ソーシャルメディア(最近覚えた)に。

俺には子供いないけど、俺は俺なりに50年後、100年後の日本の平和を考えているつもりだけど。やっぱりこの国好きだから。まぁ、間違いだらけかもしれないけどね。

まぁ、いいや。

さて、25日はPLASTIC ONOchan BAND、ライヴです。
昨夜リハだった。やっと今回のメンバー5人、初めて揃ったリハだった。
え~?全員が揃ったのがライヴの4日前かよ~。大丈夫か?!
って俺はぜんぜん心配してないけどね。こういうスリルは好き。予定通りの予定調和よりわくわくする。

当然、バンドの音っちゅーのは固まっていない訳だけど、そんなことより、この瞬間だけのエクスプロージョンがあるかもしれないじゃん。そういうの期待しちゃう。楽しみ。
個人的には、昨夜のリハで終わって次本番っていうのがおもしろいなぁと思っていたのだけど、メンバーの皆さん、もう1回リハしましょうっちゅーことで、明日もやることにした。
それはそれで、1回多くこのメンバーで音楽やれる訳だから楽しいのだけど。

そんな感じで、25日まであとちょっと。
で、俺は、またまた新しい歌詞が頭に浮かんでてちょっと困ってる(笑)。いぇい。

☆7月25日(土)
日吉 Nap

「45rpm Generation」

open18:30 start19:00 ¥1.500(D別)

出演
紗羅 with H"cups
ぶれる
UPPONS
PLASTIC ONOchan BAND

*PLASTIC ONOchan BANDは20:20からの出演です。
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雨音は……の調べ [BC5AM]

雨の日が続いてるねぇ。
俺は雨もそんなに嫌いじゃないが、ちゃんくるは散歩に行けなくてちょっと欲求不満か。特にちゃんぷるは散歩に行きたくて仕方ない感じ。

ボブ・マーリーのこの言葉好き。

Some people feel the rain.
Others just get wet.
雨を感じることのできる人もいれば、ただ濡れるだけの人もいる。

こんばんにゃ、頭頂部がどんどん敏感になっているONOchanです。

先月のライヴ以来、1カ月ぶりにリハ。新曲「メッセージ・ソング」やってみた。
BCっちゅーバンドはなんだろねぇ。中学生並みの演奏力に小学生並みの歌唱力、メンバーはクズアホマヌケしかいないのに、ロックンロールしたらめちゃくちゃカッコイイじゃんか。
たった2時間でほとんど仕上がった。
明日ライヴやりてぇ~!

まぁ、デモ音源は送っておいてのだけど、それぞれが持ち寄ったフレーズをすり合わせて、所々アレンジ加えて、あっと言う間にいい感じになった。

ノブリンは3年に1度単語8個分くらいしかマトモなこと言わないのだけど、それが今日。
現代用語に疎い俺は「インターネットに隠れた正義が虚勢を張り」って歌詞を書いたのだけど、「インターネットじゃねぇんだよなぁ」って言い出して「ソーシャル・メディアとか」って。俺が言いたかったのはまさにそれ。

ガンちゃんは3年に1度8小節分くらいしかカッコいいベース・ラインを弾かないのだけど、それが今日。
もともとのラインの他、アレンジしていく中で「ポール・シムノンのレゲエみたいなフレーズ」っちゅー俺のリクエストにバッチリのフレーズが出来た。

あんまりノリノリでギター振り回して弾いてたら、ネックでマイク殴っちゃったよ。

あ~、明日、ライヴやりてぇ~!

ところでこの曲の歌詞には、“ディランの「風」フォガティの「雨」”っていうフレーズがあるのだけど、まぁ「風」の方はみんな分かってる。けど「雨」の方はけっこう誤解があるみたい。俺もずいぶん長い間、間違った通説を信じていたのだけど。
CCRの「雨をみたかい」、日本ではベトナム戦争に対する反戦ソングだっていうことになっているのだけど、CCRのメンバーによると、「雨をみたかい」はバンドの崩壊を歌った曲だということ。俺も数年前まで勘違いしていて「雨をみたかい」に勝手な日本語詞をつけてカバーしたりしていた。

雲がちぎれて空が晴れてもずっと降り続く雨がある
愛のない奴らのやり方でこの街に雨が降る

なんて。

じゃあ、“フォガティの「雨」”はどの曲を指しているのかというと、CCRには「雨」のつく曲がもうひとつある。
「Who'll Stop The Rain」。こちらがまぎれもなく爆弾を雨に例えた曲なのです。
久しぶりにCCR聴きたくなったな。

そんな感じで、新曲「メッセージ・ソング」の歌詞には俺が影響を受けたメッセージ・ソングの数々を織り込んである。

「MESSAGE SONG」

誰もが愛に飢えながら愛のない言葉を吐く
先の見えない日々で先を争うのはなぜ
ソーシャル・メディアに隠れた正義が虚勢を張り
テレビの中じゃ見たこともない戦争が暴れてる

ディランの「風」フォガティの「雨」
答えにまだ届かない世界

All you need is Message song
Message song 沈みゆく時代を
Brand new Message song
切り裂いて鳴り響け MESSAGE SONG

手当たりしだいシェアする知らない誰かの意見
手当たりしだい奪い合う誰のものでもない資源
南で足りないものが北の街でゴミに変わり
東の空が燃え上がり西の大地が震えてる

ボノの「Sunday」ゲルドフの「Monday」
理由もなく繰り返す世界

All you need is Message song
Message song 沈みゆく時代を
Brand new Message song
切り裂いて鳴り響け MESSAGE SONG

長く続いた下り坂 夢を語らないメディア
失くした時を取り戻す聞かせてよ君のアイディア
目隠しされた未来 書き換えられてゆく過去
確かな今日の暗闇で光を探し続けてる

ジョンの「想像」ジョーの「暴動」
世界を変えてゆく言葉たち

All you need is Message song
Message song 沈みゆく時代を
Brand new Message song
切り裂いて鳴り響け MESSAGE SONG


ユーチューブ埋め込んどくから、暇だったら聴いてみて。








では、BCのライヴは8月ですが、今月25日にはPLASTIC ONOchan BANDでライヴやります。アコギ振りまわして楽しもうと思う。

☆7月25日(土)
日吉 Nap

「45rpm Generation」

open18:30 start19:00 ¥1.500(D別)

出演
紗羅 with H"cups
ぶれる
UPPONS
PLASTIC ONOchan BAND

*PLASTIC ONOchan BANDは20:20からの出演です。

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