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ever blue [Music]

2022年4月1日エイプリルフールですが、ウソではなくソロ・アルバムをリリースしました。

ONOchan solo album 「ever blue」trailer


今日から配信スタートです。こちらのリンクからご利用の配信サイトを選択の上、ダウンロード、ストリーミングお願いします。
https://linkco.re/hPBUT0Db

CDをプレスするつもりはないので、配信で聴けない方のためにCD-Rを自分で焼いてライヴ会場で販売します。ダウンロードと同じ¥1500です。
ライヴ会場ではフライヤー兼歌詞カードも配布します。
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☆☆☆

2022年4月1日エイプリルフールですが、ウソではなく誕生日を迎えた。
51歳。とっくにジョン・レノンよりも歳上だし、ついにジョー・ストラマーよりも歳上になった。

これを機に、これからは音楽を趣味にしようと思う。
近年は、はたらくおじさんが余暇を楽しむ程度の活動しかしていなかったから、これは完全に俺のココロの問題。

俺の趣味は映画鑑賞と読書だけど、俺にとって音楽、聴くことではなく作り演奏し表現することは趣味より1段上にあるものだった。
たぶんONOchanっていうアートだったんだと思う。誰が認めるとかそんなことはどうでもよく。
そのためにキツイ思いをすることももちろんあったし、誰かに迷惑をかけたこともあったと思う。別に誰に強制される訳でもないのに、ストイックに自分を追い込むこともあったし、メンバーに同じことを求めすぎたこともあった。
特に歌詞の制作過程においては、かなり神経をすり減らした。寝る時間も削り、飯を食っていても働いていても、冗談ではなく夢の中でも。

演奏家としてはそんなに優れたパフォーマンスを出来なかったけれど、俺の作った曲は世界中のどんな曲よりもいいと思っているし、谷川俊太郎さんの詩よりも俺の歌詞の方が好きだ。
そう思えるものを妥協しないで作ってきた。だからずっとやってきた。

39歳で難聴になってからもここまでやってきた自分を誇りに思っているし、支えてくれた旧現メンバーや友人には感謝しかない。

だけどこれからはもう、音楽も映画鑑賞や読書と同じように趣味として楽しんでいければいいかなって思ってる。
はたから見ればどうでもいいこと。何かが変わる訳ではない。
だけど、俺には何か区切りとなるもの必要だった。

本当はソロ・アルバムなんて作るつもりはなかった。
俺はずっとバンドマンとして30年以上やってきたし、バンドっていうのが好きだから。そのバンドのメンバーは誰でもいいって訳じゃないし、首をすげかえてバンドの形態になっていればいい訳でもない。

最初は、バンドで今やってる曲を、自分にとって最新の曲をレコーディングして3月中にアルバムを作るつもりだった。
そのつもりで去年から計画してた。
だけど、いっこうに進まない。それは仕方がないこと。やらない奴は蹴飛ばせばいいが、出来ないものは待つしかない。

だけど、俺の耳がいつまでもつのか。だいぶ聴力が弱くなって演奏や歌唱にも影響しているのは去年の春ごろから実感していた。
「もしも明日俺が音を失くしても」っていう歌詞が現実的になってきた。
のんびりできる奴はいい。けど、俺はのんびりしてられなかった。

去年から耳鼻科で検査をしてて、気持ちの上で3月がひとつのメドになると思ってた。実際、先日の診断で障害者6級の申請をすることになった。だから3月中に作品を作って誕生日の4月1日に発表するというのを自分の中でひとつの区切りとすることにした。それは俺だけのココロの問題だからメンバーには言ってない。

バンドを待っていても出来ないと分かったから1月中旬からレコーディングを始めた。計画があった訳ではなく、ほとんどが行き当たりばったり。とにかくやれば何かが産まれる。
曲は1曲のみ新曲であとの13曲は以前のバンドBC5AMで発表したもののセルフカヴァー。主に今アコースティックのソロでやっているものを中心に選んだ。

演奏はもちろん、録音もミックスもすべて一人でやった。
誰にも言わなかった。知っていたのは家族(配偶者とワンコふたり)だけだ。
俺の耳で分からないところは連れに聞いてもらって、どのテイクがいいか判断してもらった。

2ヶ月かけて完成した。満足している。出来栄えがどうとか、他人の評価なんてきっと気にならないだろう。せっかくだから多くの人に聴いてもらいたい。
俺のロックンロール・ライフはこれで完結。

今日からは、健康に気を使って耳のケアもしながら、はたらくおじさんが余暇でやるロックを楽しんでいきます。
こんなんでもよかったらライヴのオファーくださいね〜。
グッドノワールのアルバムもいつか完成できるといいけどなぁ。
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38/40 [Music]

30日、THE MODS40周年、野音。

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座席数の制限あるし、チケット取れないかと思っていただけど、昔からの友達がもう抜けていたファンクラブにわざわざ再入会して俺の分も取ってくれた。ほんとに嬉しい。
ロックンロールで繋がってる奴は絆が全然違うんよ。

マスク着用、声を出してはいけないライヴだったけど、最高だった。
それ以外に何もない。
40周年の祝福と38年間の感謝を込めて、拍手した。

12歳の時にしびれちまったロックンロールバンドが、それから38年経ってもまだ現役で活動してる。
こんな幸せなことはない。
それも毎年ライヴやって、大御所気取ったセレブロックスターみたいに休んだことなんて一度もない。
ロックンロールは路上に根ざしていなくちゃな。
モリヤンが言ってる。Bye-bye Stardom, Hello Rock'n'roll ! って。

客が歌えないからモリヤンが全部歌ったTwo Punks。もうこらえられなかった。
そう、モッズは40年前の最初っから「乗ることが出来なかった」奴のために歌ってた。

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そして、モッズはたぶんこの40周年さえただの通過点なのだろう。
退路ヲ断ッテ前進セヨ

帰りはチケットを取ってくれた大佐(!)と新橋にある友達GODYの店へ。
楽しく美味しくロックなひととき。
何もかも、いい夜だった。
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LIVEってことの意味 [Music]

僕は映画を観るのがわりと好きで、年間で少なくても20本くらいは劇場で鑑賞していると思う。
やっぱり映画っていうのは、劇場の暗闇で、スクリーンで観てこその文化、芸術、作品だと思っている部分があって。
まぁ、たまにうたた寝しちゃったりとかするんだけど、それもまた僕にとっては、劇場で観ることの楽しみの一つだったりする。
だけど、当然DVDやBSなどのテレビ放送、またはアップルTVやアマゾンプライムビデオなんかの配信で観ることの方が多い訳で、それでもやっぱり楽しいし、感動して泣いたりとかする。

みんなどうなんだろう。そうとうな映画ファンの人でも、もしかしたら劇場にはほとんど行かないっていう人もけっこういるのではないだろうか。
それこそ配信で、スマホさえあれば観たい時に観れる。家でも、通勤の電車の中でも、デートをすっぽかされた日曜午後の喫茶店でも、観れる。
もう昔みたいに駅前ツタヤさんにDVDを借りに行かなくてもいい。
劇場には行かないけど、僕なんかよりよっぽど詳しい、評論家ばりの映画通の人がきっとたくさんいるのだろう。

みんな知ってると思うけど、僕は音楽とくにロックが好きで、レコード、CD、そこそこ持ってる。何年か前にかなり大がかりな断捨離をしてだいぶ減らしたから今の在庫は600枚くらいかな?特別大好きな訳でもなく、しょっちゅう聴く訳でもなく、いつでも手に入りそうなCDは大量にディスクユニオンに持っていった。ダムドのファーストとか。
でも、レコードって手放せないんだよね〜。
やっぱりレコードアルバムっていうのは、ジャケットから歌詞カード、もちろん楽曲とその曲順、それにあの匂い、すべて含めてのアート、メッセージ、作品だと思っている部分があって。
まぁ、30年前、レコードがCDに変わった時に、こんな小っせージャケットじゃアートを感じないよなぁ、などと友達と言ってたりもしたけど、とっくにCDが当たり前の時代も過ぎて、もはやジャケットなんかスマホの画像でしかない配信の時代な訳で。
そんな僕でも、もうCD買わなくなったなぁ〜。スプリングスティーンの新作でさえ、ストリーミングで聴いちゃってるもんねぇ。今はもう、それでいいや、って思っている。
CDなんて1枚も持っていないけど、音楽通っていう人はもうすでにたくさんいるのだろう。

「音楽ってやっぱり生だよねぇ」
「やっぱりライヴがいいよねぇ」
って、そんなことは僕たちの世代はほとんどの人が知ってると思うんだ。

だけどいずれ、この言葉の意味が変わってくるんじゃないのかなぁ。
「生」っていうのは生中継の「生」。その会場で観るってことに限らず、リアルタイムで映像を観るってこと。
「ライヴ」っていうのも同じ。ほらテレビでニュースなんか見てるとどこかからの中継の時に画面の隅に「LIVE」って文字が入ってたりするじゃない。「ライヴを観る」というのは、その会場で観るってことに限らず、パフォーマンスを映像で観るってこと。

今年、ライヴ配信っていうのがたくさん行われている。僕のライヴも配信してもらったのが何本かある。
僕は、僕たちの世代が思う「生」「ライヴ」にこだわってやってきたし、今でもそうだけれど、配信っていうのは間違いなくいいことだと思っている。
会場に来れない人に届けられるは嬉しいし、ライヴが終わってから「配信見たよ」って連絡もらったりすると手応えを感じる。また、何日間かアーカイヴとして保存される場合は、ライヴの時間に用事があった人でも時間がある時に観てくれたりして、けっきょく僕のライヴのために同じだけの時間を割いて観てくれている訳で、ありがたいと思う。

たぶん、ライヴ配信っていうのは今後も残っていくと思うし、もしかしたらそれがこれからの「ライヴ」っていうものになるのかもしれない。
映画館に行かない映画ファンやCDを持っていない音楽ファンがいるように、ライヴ会場に行ったことはないけれど、誰それの大ファン、あのバンドの大ファンっていう人たちがこれからもっと増えていくだろう。
僕たちの世代の言う「生」「ライヴ」の良さって言うものに気づくこともなく。
それは、うっかりうたた寝をしてしまう劇場のあの心地よさを知らないのと同じで。ジャケットからレコードを取り出した時の塩化ビニールのあの匂いを知らないのと同じで。

これからどうなっていくのだろう。僕の好きだったロックの、ロックンロールのライヴのあの感じ。ライヴハウスの濃密なあの感じ。狂おしいようなあの熱。
もう消えてなくなってしまうのだろうか。
これからは、時代に合わせた新しい世代が、新しいロックをスマートにやるのだろうか。

だけどさぁ、言っちゃうけど、最近のロックなんて、音楽室で作ったようなロックばっかりじゃねぇか。
よく出来た歌詞に、よく出来たメロディ、アレンジもよく考えられてるし、演奏もめちゃくちゃ上手い。ほんとによく出来てる。
けど何か違うんだよな。
ロックって、そんなんだったっけ?
路上で覚えたことをガレージで歌にした。そんなロックが好きなんだけどな。
なんかガチャガチャ鳴らしてたら、なんか分かんねぇけどカッコイイじゃんって。そんなロックが好きなんだけどな。
音楽室なんてロックが生まれる場所じゃないんだ。
関ジャムに取り上げられるのがステータスか?アイドルや職業作家に褒められるのがロックンロール か?

俺の頭が古いのか?

アンダーグラウンドには、ライヴハウスには、まだ本物のロックがある。
セレブに成り下がったロックスターなんかはとっくに忘れてしまったロックンロールが響いている場所がある。
その熱や匂いまで、配信で届けられたらいいのだけれど。

ロックンロールはずっとサヴァイヴしてきた。アラン・フリードが名付けた時から。音楽、文化、時代、風俗などなど、あらゆるものを飲み込んで。
もしかしたら、新しいロックンロールは音楽室を飲み込んだのかもしれないな。
きっとロックは死なない。
俺が好きなロックは、もう、あと少しで消えて無くなるのかもしれないけれど。
それはそれで、いいのかもしれないな。

Good Noirで2本ライヴがあります。

☆11.29(sun)
荻窪 club Doctor
http://www.clubdoctor.co.jp

open18:30start19:00 ¥2.500(+drink¥500)
Happy hour(open〜start)+¥1.000→3drinkチケット

出演
Good Noir
半澤則吉
ELIOT
LA★ROCCA

♪Good Noir  start→19:40


☆12.5(sat)
大塚 Hearts next
http://hearts-web.net/next/
 
「カリブの海賊」vol.35
  〜ジョンの魂 Power to the People

open14:30start15:00
前売•予約¥3.000当日¥3.500(+1drink)
ライヴ配信¥ 2.000

出演
Aichi.xxx
The Bartletts
camp
THE DRAGON★FLY
Good Noir
psychOrange
東京ネイルキャッツ
24thDecember
the69-渡辺伸一&his band-
KING OF PIRATES

sub stage-
Ko-1(マジック)
トリトン海野(らっぱ漫談)
なっきー(漫談)
朝倉まこと(アホーマンス)
せつこ(バルーンパフォーマンス)
おしんこきゅう(漫才)
参八横丁(漫才)
瑞希桃香(三味線)
 
FOOD/海賊キッチン(CHU-TA)
チャリティーフリマ/渡辺商店

♪Good Noir start→15:00

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モッズ横浜 [Music]

モッズのツアー、横浜FAD、行ってきた。

FAD、むか〜し昔、ちょこちょこ出演してたな〜。もう20年以上前か。
そんな箱でモッズ。やっぱりモッズにしてはちょっと狭いか。いっぱいだったな。

ほんとは去年10月だったはずのライヴ。モリヤン、またまたヘルニアで延期。チケットは払い戻しせずにそのまま持ってた。
思ったより元気そうだったと思う。
けどね、もう、今までのモッズのスタイル、ステージングじゃなくても、別にいいっちゅーか。もうそこにいてくれればいいんだよね。フロント3人、今年で全員還暦後えじゃないかな。39年間毎年同じバンドでライヴをやり続けている。そんなバンドいないよねぇ。去年みたアコースティックのスタイルでもいいし、ゆったり横ノリのロックンロールだっていいし。とにかく死ぬまでモッズとして存在していてほしいっちゅーか。

今日のライヴもいいライヴだった。
12歳で、ロックを好きになった始まりがモッズでほんとによかった。
10代、20代、30代、そしてもう終わりに近づいた40代、自分の人生のシーンの所々にモッズがいる。レコードやCDやDVDの中ではなく、生のライヴの姿として。
こんなバンド、他にいない。その点、俺たちは幸せだと思うよ。

俺が出演してたようなライヴハウスで歌う64歳のモリヤン観てて、やっぱりロックンロールは路上にあるべきだと思った。
ドームツアーとかアリーナツアーばかりやってる所詮ロックスターには分からんことだろうな……。
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あと1ヶ月 [Music]

5月からの新元号「令和」に決まったね。まぁ、平成の時もそうだったけど、そのうち慣れてしっくりくるようになるんだろう。

平成残り1ヶ月となったエイプリルフールズデイ。またひとつ歳を重ねた。
ずっとロックをやっていくのだろうということは、平成元年3月、高校を卒業した時から分かっていたけど、48歳という自分のことはまったく想像していなかった。
あれからちょうど30年。そして平成が終わる。
まぁ、いい人生だ。みなさん、どうもありがとう。

そんな誕生日の今日はローリング・ストーンズ展を観に行ってきた。

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平日、月曜だったせいか空いていてじっくり観ることができた。
キースのテレキャスターを間近で見ることが出来て嬉しかったな〜。ギターだけじゃなく、衣装はもちろん、デザインの原画や写真、ノートやメモなど、興味深いものがたくさん。
なんだけど、おもしろくって2時間ほどいたと思うのだけど、あっという間に終わってしまった感じ。
もう1回くらい行きたいなぁ。

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ベロマークのオブジェがいろんな模様に変化する。

継続するっていうのは大切だな。ストーンズみたいにビッグじゃなくても。
ひとつのことを継続していくことは、決してひとつのことだけやってればいい訳ではないし、やり続けていけばひとつのことからいろいろな世界へと繋がっていく。
俺はとりあえず、平成の30年間、ロックンロールを続けてきた。バンドはいくつも変わったけどさ。
それは簡単なことじゃなかったと思うけど、逆に当たり前に普通のことでもある。ロックンロールは特別なことじゃなくて日常の生活だから。たぶん、次の時代になっても続けていくんじゃないのかな。
ロックンロールしかないですから〜。絶対言いたくないんだよね。他にもいろいろあるし、出来るし。でもロックンロールを選んだんだよ。そして、ロックンロールが上手に出来ない……(笑)

それから、ひとつ報告。
BC5AMホームページあるけど、今月いっぱいで閉めようと思う。もうまったく動きないし。
ほんとはシングル「花火」の配信が11月までだから、それまではと思っていた。だけど今日、新元号が発表されて、なんとなく平成の終わりと共に消えるのがいいかなぁと。
俺にとっては平成の30年間、俺のロックンロール・ライフの30年間のうちの16年をBC5AMというバンドで過ごした訳で、もうそれこそ生活の一部どころじゃなかったし、普通に続いていくはずで、こんな日が来るとは思ってもみなかった。いや、思っていたかな。いつだってこれが最後になるかもっていう気持ちでライヴに臨んでいたからね。
まぁ、解散した訳じゃないし、解散ライヴなんてものは嫌いだから今後絶対やらないし。
サヨナラは言わないで風と共に去りゆく。
歌の通りです。
まぁ、BCについてはいずれ。ホームページ、今のうちにアクセスしてみて。
https://s.maho.jp/homepage/72c2c4hecbc83cf2/

さて、今週6日(土)は日吉Napでソロ・アコースティック。14日(日)もスタットでソロ。
ナップ月ごとのお題、今月は「平成ラストソングス」だそうで。まぁ、そりゃそういうお題になるよな。
とは言っても、先に言った通り、いつだってこれが最後かもと思ってライヴをやってる俺には常にラストソングだからね。特別なことはないよ。けど、まぁ、過ぎ去ってゆく平成という、30年という時には思うことがあるなぁ。いいライヴにしたいな。

☆4.6(sat) 日吉 Nap
http://www.hiyoshinap.com

「平成ラストソングス」
open17:30start18:00 ¥1.500(+1drink別)

出演
ヒマワリズム/黒羽ヒロユキ/勝田俊哉/
ONOchan(Good Noir)/COLLINA

​ONOchan start→18:35
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ボブおじさんトムおじさん [Music]

ディラン、ノーベル文学賞受賞のニュース。
さっきネットのニュースでみたら、ディラン本人と1度も連絡が取れていないらしい。うける。どうでもいいんだろうな。

こんばんにゃ、今トム・ウェイツを聴きながらウィスキーを飲んでるONOchanです。

世の中ディランで盛り上がっているのになぜトム・ウェイツ?

昨夜、テレビのニュースでボブ・ディランが紹介されているのを見て連れがこう言った。
「へぇ~、ボブ・デュランってこういうこと歌ってるんだ~」
じゃあ、どんな歌だと思っていたのかと聞いてみると、「部屋暗くしてキャンドルつけて酒飲むときにちょうどいい歌と声」だそうで。
なるほど、そういう聴き方もあるなと。
ちなみに、“デュラン”ではなくディランだときちんと教えておきました。デュランは「グラビアの美少女」の方だろ。

音楽っていろんな聴き方があっていい。歌詞の一字一句まで真剣に聴こうとしてもいいし、なんとなくBGMとしてでもいい。
ディランはメチャクチャ詳しい訳じゃないけど、まぁまぁ聴いてた。俺はボブ・ディランがどういう歌を歌っているのか知っていたから、やっぱり歌詞も気になって歌詞カードを読んでた。
けど、連れの方は、まるっきり酒飲む時のBGMとしてしかディランの歌う“プロテスト・ソング”を聴いていなかったって訳。
それはきっといいことだろうと思う。ディランは確かに詩人ではあるが、同時に、ギター弾きであり歌うたいであるのだから。

今回、音楽賞ではなくて、ノーベル賞っていう世界的に名誉のある“文学”賞を受賞してしまったことでディランの音楽を聴く人のココロの間口がせばまってしまう可能性もあるなぁと考えた次第。

そんな感じで、さっき連れが「ボブおじさん聴こう」とか言ってCDを出してくれって言うんで、たぶんこれかなぁと「Greatest Hits」(1枚目のやつ)をプレイヤーに乗せたのだけど、違うこれじゃないって言う。
じゃあどれだって聞くと「私が昔から持ってたやつ」などと言うのだけど、ウチにあるディランのCDはすべて俺が買ったものしかない。で、ふと気がついた。前に連れがまったり酒飲んでる時に聴いてたCD。
「お前が言ってんのはこれだろ」とトム・ウェイツ「The Early Years」を出すと「あ、それだ」と。
で、プレイヤーで曲が流れ始めると「あぁ、やっぱこっちだ。トムおじさんの方だったか。トムおじさんもノーベル賞取らないかぁ」などと言う。
ノーベル文学賞がなんなのかこの人は分かっているのだろうか……。


Bob Dylan's Greatest Hits

Bob Dylan's Greatest Hits

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sony
  • 発売日: 1999/06/03
  • メディア: CD



The Early Years, Vol. 1

The Early Years, Vol. 1

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Manifesto Records
  • 発売日: 2015/06/24
  • メディア: CD



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Bye-bye STARDOM, Hello ROCK'N'ROLL [Music]

あっという間に、5月終わってしまった……。
そしてこれからは雨のシーズン。

だいぶ経っちゃったけど、29日、イエローモンキー観に行った。長野まで。
連れがファンクラブに入ってんだけど、それでも東京のチケットは取れなかった。
そんで、長野まで。

途中、寄り道して水そば食った。そばつゆにつけない、蕎麦がうますぎるんで水で食べる。メチャクチャ美味かった~。

で、イエモン。俺はイエモンけっこう好きでアルバムは全部持ってるし、当時出てたビデオカセットもだいたい持ってた。スタイルはぜんぜん違うけどけっこう影響は受けてると思う。グラム好きだし。
アングラの香りをほんの少し残したままスタジアムバンドになった日本では珍しいバンド。
けど、終わってるバンドだからなぁって、期待半分くらいだったんだけど、まぁ、この機会に1度は観ておこうと。
全盛期の頃は観に行く気は全くしなかった。客が変な振り付けしてるコンサートに行く気はしないよ。

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まぁ、良くも悪くもロックスター。良くも悪くもエンターティナー、良くも悪くもビッグビジネス。そんな感じ。
曲はいいし、歌詞もいいし、バンドもうまいし(特にベース)、セットも演出も素晴らしい。そりゃあ楽しめた。いいコンサートだった。
けど、俺の胸にはぜんぜん刺さらない。なんでだろ。ロックコンサートだけど、ロックンロール・ギグじゃないからかな。テレビでビデオで見てんのと大差ない。
そんで、ウィー・アー・ナンバー1・ロックンロール・エイジアン!とか言われてもすっかりしらける。残念。
スタンディングのライヴハウスで観たらまた違うのかな。

でも1曲だけ、どうせそこらじゅうにセット・リスト氾濫してるから書いちゃうけど、終盤の「ブリリアント・ワールド」は素晴らしかった。イエモンはもう解散しないらしい。「ブリリアント・ワールド」に吉井の描く未来が見えた気がして、ちょっと感動した。この曲だけが現在(いま)だった気がする。
で、もうこれで終わればいいのに、やっぱ「JAM」は最後にやらなきゃいけないのね。「JAM」かなり好きだし、BCでカヴァーしたこともあるくらいだけど、いらなかった。ただの懐メロ。歌詞はただの言葉。この曲の持つ胸をかきむしるようなメッセージ性はまったく感じなかった。リアルじゃない歌はロックンロールとはいわない。

こんばんにゃ、Bye-bye STARDOM, Hello ROCK'N'ROLL、ONOchanです。

2016年はイエモンが再結成した年として、日本のロックシーンに刻まれるのだろう。
けどね、俺にとっては今年はそんな年ではないんです。

たった15秒か30秒かのCMで人生を棒に振ることもある。俺は比較的勉強の出来る子供だったのに。
33年前、12歳、カセットテープのCMを見て俺の人生は、なにもかも変わり始めた。

そのCMに出演してた“ロックンロール”バンドが今年35周年。35年間、ずっと本物のロックンロールをしてきたバンド。35年間でライヴをやらなかった年は1度もないらしい。新作を発表しなかった年はたった1回だけ。それも1年のうちに2枚の新作アルバムを発表しちゃってる年が2回(かな?)あるからなぁ。
これはかなりの偉業だと思う。そんなバンド世界でもめったにいない。
ついでに、仕事でもなく金にもならないのに、13年メンバー変わらずやってるBCもそこんとこだけは大したもんだと自負している(笑)。

12日のカリブ、KING OF PIRATESはTHE MODSをやります。今回は俺も1曲歌わせてもらいます。
モリヤン半月板損傷で35周年のツアー延期になっちゃってるけど、ジャンプ出来ないモリヤンの代わりに俺がギター持って飛びます。どこで飛ぶのかなんてもうすっかり分かっちゃてる。
45年のうちの33年をモッズを聴いて生きてきた。上手に歌えるかじゃなくて想いをこめて歌いたい。

それから、サブステージにも出演します。ソロ・アコースティックで歌います。10分少々だけど、がっつり詰め込みたい。

棒に振ったなんて言ったけど、33年前のあの時、なにもかも変わってしまった人生もそう悪くはなかったよ。列車に乗り遅れた人生でも、最高の瞬間がいくつもあった。まぁ、そもそも人生なんて棒に振るものだ。

Bye-bye STARDOM, Hello ROCK'N'ROLL

日本にロックシーンを築いたロッカーの一人と言えるモリヤンのこの言葉に何度胸が熱くなったことか。

This is my Rock'n'Roll Life.


☆6月12日(日)

大塚hearts+

渡辺 伸一presents
「カリブの海賊 vol,24」~祝☆干支一回り カリブ12周年記念~
open16:00 start16:00
前売¥2500 当日¥3000

出演
tthe69 (shinichi watanabe & his band)
JIMISEN
中野ハリセンボン
THE DRAGON☆FLY
Hair of the Hippo
THE FRONTIERZ
TΔDPOLE
KING OF PIRATES ~ゲストボーカル/石黒行雄(REAL GROOVE)、TAKKENG(LA☆ROCCA)~

ミニライブ/怪盗銀次郎(怪盗ザ・デッドボール)、中水あゆみ、ONOchan(BC5AM)、Jun&Chii、渡辺伸一(the69)
マジック/Ko-1
司会/杉谷陸徒
FOOD/海賊キッチン(CHU-TA)
ネイル/カリブネイル隊
カリブガールズ/ミキ&ニコ&カエデ
チャリティーフリマ/渡辺商店
写真展示/緋咲
etc...

*BC5AMとしての出演はありません。
*ONOchanがサブ・ステージでアコースティックで出演します。(19:00~)
*NOBUがTHE FRONTIERZ(17:00~)のサポート・ドラムで、ONOchanがKING OF PIRATES(16:00~、21:30~)のメンバーで出演します。


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最後 [Music]

なんかタイミングが悪くて、すれ違っちゃって、電話したけど繋がらなくて、掛け直してくれた時には俺が出られなくて、もう一度電話した時も繋がらなくて、その次も繋がらなくて、そのうち忘れて、結局、いつが最後だったか、最後がどんなだったか、そんなことまるで覚えてなくて、そんないつも通りのなにげない別れが永遠になってしまうことって、ほんとにあるってことをかみしめた一日。

こんばんにゃ、おい、お前ら勝手に死ぬなよ、ONOchanです。

20日、宮沢和史のツアー、名古屋まで観に行ってきた。
ぴあのお気に入りに登録してあるから通知メールは来てたのだけど、またそのうちタイミングが合う時に行けばいいかって感じで、東京公演のチケットは買ってなかった。
そしたら、このツアーを最後に無期限活動停止っちゅーからさ。自分の仕事のシフトとツアー日程みて、運よく連休の日に名古屋公演があったから、急いでチケット買った。去年のウインズ・オブ・ゴッドの舞台もこんな感じだったなぁ。

名古屋なら日帰り出来るかと思ったのだけど、ライヴ長くなったら最後まで観れなくなる可能性もあると思って、ホテルに泊まることにした。行きも帰りも新幹線こだまで安ホテルだから、一泊しても普通にひかりやのぞみで往復するより安い。そしたら、ホテル、ほんとにぼろかった。窓の外、隣のビルの壁だし。まぁいいか。

ホテルからダイアモンドホールまで歩く途中、こんなの立ってた。

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俺、名古屋のことぜんぜん知らん。SKEって何?

アイホーンのグーグルマップがきちんとナビしてくれるから、最近はまったく迷子にならなくなって、ちょっとつまらない人間になってしまっているような気がする。けど、ライヴ会場にはちゃんと行きたいし。

ほぼ定刻19時過ぎに始まったライヴ。オープニング、照明もばっちりでカッコよかったのに宮沢さんのイヤーモニターが音出てないってハプニングでやり直し。けど、そんなハプニングもすごく自然に対処して、逆にお客さん盛り上がって、いい感じだった。
宮沢さんのソロツアーだけど、バンドメンバーはガンガズンバ。ほんともう、このバンドはカッコイイ。だいぶ前、お台場のZeppで1度観たけど、もっとたくさん観たかったなぁ。俺ね、もしかすると、バンドとしてはブームよりガンガズンバの方が好きかもしれない。

今後のことについてもなんか言ってたけど、宮沢さんのトークあんまり聞きとれないんだよねぇ。活動停止のニュースを聞いた時、体の調子がよっぽどよくないのかと思ったのだけど、なにかステージで歌うのとは別の方向に行こうとしてるのかな。なんかそんなようなこと言ってたような?ノブリン、東京公演行ったら、宮沢さんのトーク全部メモしといて。

開演から3時間。ほんといいライヴだった。ちゅーか、ほんとにいい音楽。もうずっとこの心地よい音に浸っていたいっちゅー、そういう音楽。リズムに合わせて自然とのれるし、時にはじっくり聴いちゃうし。3時間って時を感じない、3時間じゃ足りないくらい。
やっぱ一泊することにしてよかった。日帰りだったら、最後まで観れなかった。

宮沢和史って、なんか好きなアーティストなんだよねぇ。俺がやってることとはぜんぜんスタイルが違うのだけど。CDもいっぱい出てるベスト盤以外のアルバムは全部持ってるし。
高校生の頃、友達の家で聴かされた時は、またバンドブームに乗っかったチャラチャラした奴らが出てきた、と思ったのだけど。ユニコーンの類かと。今となっては奥田民夫はじめユニコーンのメンバー(エビとか)も素晴らしいアーティストと思うけどね。まぁ俺には関係ねぇし。イージューライダーはいい曲と思うけどさ。
けど、ブームは、宮沢さんは違ったなぁ。バンドのスタイルや音楽のジャンルではなく、なにか精神的な部分とかよく知らないのにすごく魅かれるとこがあった。それとやっぱ、宮沢さんの詩と、言葉に対する姿勢がすごく好きだな。それがあの歌なんだと思うし。ヴォーカルのスタイルや方法ってことではなくて、俺もあんな風に歌いたいと思うよ。

いいライヴ観ちゃったから、これで最後にならないでほしいな。また、すぐって訳にはいかないだろうけど、歌ってほしいな。ガンガズンバもやってほしいなぁ。
とりあえず、もしかしたら最後になるかもしれないと思って、わざわざ名古屋まで行ってほんとよかった。俺にとっては貴重な財産。

まぁ、演者側の視点で考えたら、どんな時もこのステージが最後になるかもって思ってやってるけどね。まぁ、それが出来るようになったのは難聴になったおかげなんだけど。それまで、そんなことが出来なかったんだよねぇ、俺。その日のライヴ終わってないのに、次のライヴにも来てください、なんて言ってたもんな。もう今は、リハでも、家で歌ってる時でも、これ最後かもって意識が確実にあるもんね。この前、メンバーに渡すデモを家で録音した時も、これ俺の最後の音源になったりして、とか思ったり。次のライヴをやるまではつぶれる訳にいかねぇとも思っているのだけど。

そんな感じで、今年の予定も2、3、4、5月まで決まりましたが、今年最初のONOchanラストステージは2月27日。新宿スモーキンブギ。なんだか、新宿の不良と横浜の大先輩2組との間に挟まれているのですが、俺は俺の歌をうたうだけです。死ぬ気でなんか歌いませんよ。生きるために歌うんだから。

死ぬまでずっと [Music]

17日、六本木、モッズよかった~。
ここは96年くらいのチッタか?っちゅーようなリスト。モッズはたまにそういうライヴするねぇ。
懐メロバンドじゃない現役のバンドだから今の曲ももちろんやった方がいいけど、今日みたいな20年前にタイムスリップしちゃいそうな曲が多いライヴもたまにはいいよねぇ。それに今日はいつもより時間長かったような気が。
俺の前にいたオッサン、「BABY BLUE」あたりからずっと泣いてたな。泣き過ぎだろ。けど、気持ちすげ~よく分かる。
これで「Hurry Up」と「WAS17」(モリヤンのVoで)入ってたら、完璧に20年前に行っちゃいましたね。

モッズのせいで“死ぬまでずっとバカをみる”ことになっちゃった奴、何人いるんだろ。

今日のリストは高校の文化祭でモッズのコピーバンドやった時の曲多かったなぁ。あの時6曲くらいやったと思うんだけど、そのうちの4曲も。当時なら当然だけど、もう25年以上経ってるからねぇ。最後におまけで「Let's Go Garage」まで。体育館横の柔道場でビールケースひっくり返した上にべニアを張ったステージで、1曲目はもちろん「Let's Go Garage」をやったのさぁ。

30周年の時、もうやらないなんて言ってたけど、来年の35周年では「例の場所」でやっぱやるみたい。
例の場所って、星空の下のガレージ・ワンダーランドだろ。雨は降らなくていいよ。

帰りは久しぶりに会った先輩と軽く飲んでゴキゲンでしたよ。
その人に教えてもらったんだけど、めんたいロックカヴァーのアイドルグループSRAMっちゅーのは、シナロケのS、ルースターズとロッカーズのR、ARBのA、モッズのMってことなんだってね。なるほど。
前に「ゴキゲンRADIO」のPV観たけど、なかなかかわいくていいです。

モッズ観ちゃったからさ、あ~、早くライヴやりたい。普通の。俺のスタイルの。ホンモノのロックの。
25日はエンターテイメント(?)に徹する。まぁ、これはこれで、当たり前だけど、真剣にやるんだけどさ。クリスマスに楽しもう。

そんで、BCは来年の予定もぞくぞくと決まってますよ~。

Talkin' about…… [Music]

電子レンジが壊れたままだから、紅茶を1杯いれるにもいちいちヤカンでお湯を沸かさなくてはいけない。めんどくさい。コップに水入れてチンすれば1分なのに。
連れは別にいらない、と言うが、やっぱ電子レンジ買った方がいいか。けど、金が無い。
く~。電子レンジすら簡単に買えないような人生なのか、俺は。
悩む。

こんばんにゃ、苦悩の人生、ONOchanです。

THE WHO「LIVE IN HYDE PARK」全国では7日から公開してたけど、横浜の映画館では14日からだったから今日やっと観てきた。

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DVDじゃなくて、やっぱり映画館の大きなスクリーンで観てよかったな。めちゃくちゃカッコよかった。
ロックンロール史に残る名フレーズ「Hope I die before I get old」に反して(?)ロジャーとピート、くたばらずに、現役でいてくれてほんとありがとう。
50周年って……。「マイ・ジェネレーション」俺、生まれてないもんな。

もうね、キャント・エクスプレインからノリノリでしたよ。劇場空いてて、俺のまわり人いなくてよかった~。あんなの観てたらおとなしくなんてしてられません。歌っちゃいますよ。

4曲目、ポール・ウェラー(俺は昨日ジャム「THE GIFT」聴いてた)からのリクエストっていうことで「PICTURES OF LILY」やってた。
高校出て、1年プーで、19歳の時、初めて本格的にバンドを始めた。バンド名はThe High-Numbers。フーの昔のバンド名そのままいただいた。フーの曲けっこうレパートリーにしてた。「ピクチャーズ・オブ・リリィ」もやったなぁ。けど、ライヴでやったことあったかなぁ?もしやってたとしても1回だけだなぁ。映画でこの曲聴いて、鮮明に想い出したのはスタジオの風景。鎌倉にあったLos Angel's ClubのAスタ。片側ガラス張りで海が見えるスタジオ。25年も前のことか。けど、なんか、スタジオの扉とか、ドラムセットの置いてある位置とか、ヴォーカルの奴が目をつぶって「リリィお~リリ~」って熱唱してる姿とか、想い出したね。蘇るよね、音楽って、記憶がさ。

いや~、ほんとカッコよかった。
始まりが19歳としたら、俺、まだ、半分か。あんなジジイになりてぇなぁ。

なんかさ、いや~な空気が世界中を覆っているよねぇ。
正直、何がどうなってんのか、俺にはよく分かんないんだよ。年明けに日本人ジャーナリストが人質にされた後、少し本読んだりしたんだけどさ。何が正義かなんて、ほんとはもう誰も答えられない世界だと思うよ。
FBとか、昨日はなんかみんなトリコロールになったかと思ったら、今日にはもうほとんど終わってるしさ。「空爆やめろ」とかさ、FBのお友達に言ったってしょーがねぇと思うんだけど。テロに乗じて日本政府の悪口とかさ。俺には違和感ハンパないんだけど。

よく分かんないけど、俺はただ感じたことを歌にして歌ってる。それが正しいとか間違ってるとか、そんなことは聴いた奴が勝手に悩んでくれたらいい。
「ロックンロールは悩んだまま躍らせる」ってピートが言ったっていう話があるね。
ライヴでみんな楽しんでくれたら嬉しいし、俺も楽しんで歌ってるし、けど、どっか1行でもココロに引っかかって、ほんの少し考えてくれたら、もっと嬉しいな。
一応、「東」も「西」も意味があってさ、ただなんとなく「東」「西」にした訳じゃないからさ。で、もし、俺のうた、間違ってると思ったなら、あんたが正しいこと言って(やって)くれたらいいんだから。
そういううたです。
メッセージ・ソング。


「MESSAGE SONG」

誰もが愛に飢えながら愛のない言葉を吐く
先の見えない日々で先を争うのはなぜ
SNSに隠れた正義が虚勢を張り
テレビの中じゃ見たこともない戦争が暴れてる

ディランの「風」フォガティの「雨」
答えにまだ届かない世界

All you need is Message song
Message song 沈みゆく時代を
Brand new Message song
切り裂いて鳴り響け MESSAGE SONG

手当たりしだいシェアする知らない誰かの意見
手当たりしだい奪い合う誰のものでもない資源
南で足りないものが北の街でゴミに変わり
東の空が燃え上がり西の大地が震えてる

ボノの「Sunday」ゲルドフの「Monday」
理由もなく繰り返す世界

All you need is Message song
Message song 沈みゆく時代を
Brand new Message song
切り裂いて鳴り響け MESSAGE SONG

長く続いた下り坂 夢を語らないメディア
失くした時を取り戻す聞かせてよ君のアイディア
すり替えられた未来 書き換えられてゆく過去
確かな今日の暗闇で光を探し続けてる

ジョンの「想像」ジョーの「暴動」
世界を変えてゆく言葉たち

All you need is Message song
Message song 沈みゆく時代を
Brand new Message song
切り裂いて鳴り響け MESSAGE SONG

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