8.15 club Doctor [BC5AM]
終戦記念日、クラブ・ドクター「NO PEACE NO LIFE」来てくれたみなさん、どうもありがとう。
set list
①花火
②Message Song
③青空 (ブルーハーツ・弾き語り）
④天国の扉 (ボブ・ディラン・弾き語り）
⑤反戦ソング
⑥革命ロケンロー (ゲストG マサヤ from THE DRAGON★FLY)
⑦海岸線に陽は昇る (ゲストG マサヤ from THE DRAGON★FLY)
⑧風になる時
ロックンロールのライヴにトラブルは付きものなんです。むしろトラブルのないライヴしかやったことないバンドなんてロックンロールとは言えません(笑)。
「花火」「Message Song」から連発で「世界の真ん中」をやるつもりだった。なんかねぇ、バスドラム、破れちゃったみたいね～。あ～あ～、アイツ、鍛えすぎだからね～。バスドラ破った奴なんて初めて見たよね～。力ありすぎんだよ。
けど、まぁ、いいんだよ。気持ち入れてペダル踏んだら破れちゃった。そんなとこだろう。そうじゃなかったら問題ですが……。
ライヴ中断。ドラム張り換えるから時間かかる。ちょこっとトークしてみたが、俺、おしゃべりするためにステージ上がってんじゃねぇからさ、続かない。
じゃあ、歌うかと。だって俺、歌いに行ってんだもん。とっさに考えたよねぇ。BCの曲やるよりBCでやらないような曲の方が面白いと思って、なんとなくコード分かる曲、歌詞分かる曲、そんでこの日の「NO PEACE NO LIFE」に合う曲。むつかしい……。
最初に思い浮かんだのは「Message Song」の歌詞に出てくるディランの「風に吹かれて」。だけど、歌詞が１行目以外はあやふや。ダメだなぁと思って。「イマジン」は後でパイレーツでやるし。
で、ふと思いついた「青空」。１5年くらい前、BCじゃなくてPLASTIC ONOchan BANDでやったことがある。たぶんなんとなく分かる。で、歌った。
しかし、まだ時間かかりそう。
まぁ、こんな時、まるっきり頼りにならないのがガンちゃんですよ。トーク振ってみたけど、こんばんは、しか言わねぇ。とほほ。どうせそれしか言わないなら、こんばんにゃって言えっちゅーの。
もうしょーがないと思って、もう１曲。ディラン「天国の扉」だったらいけるかと。コードちょっと弾いて確認。で歌った。２番の歌詞、とっさに思い出せなかったけど。エンディングはコアなモッズファンなら分かる、ボウイの「ジギー・スターダスト」のイントロ入れた。こっそり芸が細かい俺。誰もわかんねぇか(笑)。
楽しかったよ。なにげにハプニングとかけっこう楽しんじゃう。いや、いつもこれじゃ困るんだけど。たまにはね。
時間食っちゃったから、｢世界の真ん中」はカット。しょうがない。作ったばかりの「反戦ソング」1分20秒でやって、ゲストのスーパーギタリスト、マサヤさん登場。
ほんと、バスドラ破れたのがマサヤさんの時じゃなくてよかった。せっかく一緒にやるんだからここはちゃんとやりたいじゃん。
４月のライヴで俺がTHE DRAGON★FLYに参加してやった「革命ロケンロー」を今回はBCにマサヤさんを迎えて。
それと「海岸線に陽は昇る」。あの日からずっと演奏してきた曲だけど、今までで１番ロックでハードな「海岸線～」になったんじゃないかな。カッコよかったな～。俺もあんなに弾けたらなぁと思ってしまう。
マサヤさん、どうもありがとう。感謝します。また、なにか、やりましょうね～。
最後は、特攻隊員を主人公にした“ラヴソング”「風になる時」。５月に今井さんが亡くなってから、ここでやるって決めてた。
時間押してしまったけど、原発動かしやがったからさ「海岸線～」の前には、この曲を作るきっかけとなった2011年4月8日に、福島に、あの誰もいない町に行った時のことはどうしても言いたかった。あの日見た景色を思い出すとうっかり泣いちゃうんで、実は家でMCの練習してたんだ、泣かないように（笑）。けど、時間押してたせいで、急いで確実に伝えようってことにだけ集中して、変な感傷入らなかったから泣かずにすんでよかった。
原発はもういらないよ。
それと、戦死したじいちゃんが戦地からばあちゃんに送ってきた手紙のこと。5月にばあちゃんの荷物の片づけを手伝った時に4通見つかったんだけど、どれも最後に「皆の健康を祈る」と書かれていた。
「風になる時」の歌詞、「ただ君の幸せだけを願う」とまさに一緒じゃん。
BCは戦争反対とか、そんなこと歌わない。だいたい、そういう歌の歌詞って詩的じゃないっちゅーか、アートじゃないっちゅーか、センスがねぇっちゅーか……。まぁそれは俺の主観だけど。
俺はたとえ戦時であったとしても、そこにある愛を歌いたいと思う。「風になる時」はその美しさを歌ったつもり。だからあれはただのラヴソング。
俺のじいちゃんの「守りたかった君の未来」が、今ここだってこと。伝わってればいいな。
BCは今回すっげ～久しぶりにポロシャツで揃えた。けど、俺、ポロシャツ似合わねぇ～。
それに比べてパイレーツはスーツで揃えた。こっちはけっこういけてたはず。
今回のパイレーツ、ちょー楽しかった。キヨシロー6曲と主催でもある伸さんの「WAR IS (not) OVER」。俺は全曲アコギ。こういうのすげー好き。さいこー。
一人ひとりにそれぞれの「ピース」が刻まれていますように。
set list
①花火
②Message Song
③青空 (ブルーハーツ・弾き語り）
④天国の扉 (ボブ・ディラン・弾き語り）
⑤反戦ソング
⑥革命ロケンロー (ゲストG マサヤ from THE DRAGON★FLY)
⑦海岸線に陽は昇る (ゲストG マサヤ from THE DRAGON★FLY)
⑧風になる時
ロックンロールのライヴにトラブルは付きものなんです。むしろトラブルのないライヴしかやったことないバンドなんてロックンロールとは言えません(笑)。
「花火」「Message Song」から連発で「世界の真ん中」をやるつもりだった。なんかねぇ、バスドラム、破れちゃったみたいね～。あ～あ～、アイツ、鍛えすぎだからね～。バスドラ破った奴なんて初めて見たよね～。力ありすぎんだよ。
けど、まぁ、いいんだよ。気持ち入れてペダル踏んだら破れちゃった。そんなとこだろう。そうじゃなかったら問題ですが……。
ライヴ中断。ドラム張り換えるから時間かかる。ちょこっとトークしてみたが、俺、おしゃべりするためにステージ上がってんじゃねぇからさ、続かない。
じゃあ、歌うかと。だって俺、歌いに行ってんだもん。とっさに考えたよねぇ。BCの曲やるよりBCでやらないような曲の方が面白いと思って、なんとなくコード分かる曲、歌詞分かる曲、そんでこの日の「NO PEACE NO LIFE」に合う曲。むつかしい……。
最初に思い浮かんだのは「Message Song」の歌詞に出てくるディランの「風に吹かれて」。だけど、歌詞が１行目以外はあやふや。ダメだなぁと思って。「イマジン」は後でパイレーツでやるし。
で、ふと思いついた「青空」。１5年くらい前、BCじゃなくてPLASTIC ONOchan BANDでやったことがある。たぶんなんとなく分かる。で、歌った。
しかし、まだ時間かかりそう。
まぁ、こんな時、まるっきり頼りにならないのがガンちゃんですよ。トーク振ってみたけど、こんばんは、しか言わねぇ。とほほ。どうせそれしか言わないなら、こんばんにゃって言えっちゅーの。
もうしょーがないと思って、もう１曲。ディラン「天国の扉」だったらいけるかと。コードちょっと弾いて確認。で歌った。２番の歌詞、とっさに思い出せなかったけど。エンディングはコアなモッズファンなら分かる、ボウイの「ジギー・スターダスト」のイントロ入れた。こっそり芸が細かい俺。誰もわかんねぇか(笑)。
楽しかったよ。なにげにハプニングとかけっこう楽しんじゃう。いや、いつもこれじゃ困るんだけど。たまにはね。
時間食っちゃったから、｢世界の真ん中」はカット。しょうがない。作ったばかりの「反戦ソング」1分20秒でやって、ゲストのスーパーギタリスト、マサヤさん登場。
ほんと、バスドラ破れたのがマサヤさんの時じゃなくてよかった。せっかく一緒にやるんだからここはちゃんとやりたいじゃん。
４月のライヴで俺がTHE DRAGON★FLYに参加してやった「革命ロケンロー」を今回はBCにマサヤさんを迎えて。
それと「海岸線に陽は昇る」。あの日からずっと演奏してきた曲だけど、今までで１番ロックでハードな「海岸線～」になったんじゃないかな。カッコよかったな～。俺もあんなに弾けたらなぁと思ってしまう。
マサヤさん、どうもありがとう。感謝します。また、なにか、やりましょうね～。
最後は、特攻隊員を主人公にした“ラヴソング”「風になる時」。５月に今井さんが亡くなってから、ここでやるって決めてた。
時間押してしまったけど、原発動かしやがったからさ「海岸線～」の前には、この曲を作るきっかけとなった2011年4月8日に、福島に、あの誰もいない町に行った時のことはどうしても言いたかった。あの日見た景色を思い出すとうっかり泣いちゃうんで、実は家でMCの練習してたんだ、泣かないように（笑）。けど、時間押してたせいで、急いで確実に伝えようってことにだけ集中して、変な感傷入らなかったから泣かずにすんでよかった。
原発はもういらないよ。
それと、戦死したじいちゃんが戦地からばあちゃんに送ってきた手紙のこと。5月にばあちゃんの荷物の片づけを手伝った時に4通見つかったんだけど、どれも最後に「皆の健康を祈る」と書かれていた。
「風になる時」の歌詞、「ただ君の幸せだけを願う」とまさに一緒じゃん。
BCは戦争反対とか、そんなこと歌わない。だいたい、そういう歌の歌詞って詩的じゃないっちゅーか、アートじゃないっちゅーか、センスがねぇっちゅーか……。まぁそれは俺の主観だけど。
俺はたとえ戦時であったとしても、そこにある愛を歌いたいと思う。「風になる時」はその美しさを歌ったつもり。だからあれはただのラヴソング。
俺のじいちゃんの「守りたかった君の未来」が、今ここだってこと。伝わってればいいな。
BCは今回すっげ～久しぶりにポロシャツで揃えた。けど、俺、ポロシャツ似合わねぇ～。
それに比べてパイレーツはスーツで揃えた。こっちはけっこういけてたはず。
今回のパイレーツ、ちょー楽しかった。キヨシロー6曲と主催でもある伸さんの「WAR IS (not) OVER」。俺は全曲アコギ。こういうのすげー好き。さいこー。
一人ひとりにそれぞれの「ピース」が刻まれていますように。
