Beat Continue

去年の6月9日、Beat Close名義での実質BCラストライヴ、YouTubeにアップしました。



ライヴハウスのカメラで録画してもらった映像なんだけど、プレーヤーで観たら音声がちょこちょこ途切れるし、そもそも公開するという発想がなかった。
だけど、この前DVDをパソコンに入れてみたら音声も普通に観ることが出来て、それで少し考えた。

BC5AMとしての正式な締めくくりは出来なかった。
まぁ俺は最後まで BCをやめるつもりはなかったし、俺個人の音楽として今後も“やめるためのライヴ”はやらないつもりなので、望んだ通りの結末ではある。
だけど、この日のライヴ、観に来ることが出来なかった人も、遠くの地でBCのことを気にかけてくれていた人も少しはいた訳で、もしかしたらこの映像を観てくれる人もいるのかもしれないなぁと。
何しろBCは14年、BC5AMという名前はそれよりもっと長くあったから、その結末を、ほんの数人だろうけど観てくれる人に公開するのは、ある意味、礼儀でもあるような気がしてしまって。
そこで、1年が過ぎた今さらではあるけど、アップすることにした。

このライヴ、俺は今でも人生の中で一番と思っている。それはその後、この日を超えていないということだから喜ばしいことではないのだけど。
いい演奏できたとか、いい歌うたったとか、そういうことじゃなかった。それまでのロックンロールライフの全てがそこにあったっちゅーかさ。

ガンちゃんとはBCになるより前からだから20年間一緒にやってた。20年ってすごい年月だよ。
俺とガンちゃんの20年は、この日、最後にモッズの「ルーズゲーム」を演奏するためにあったのだろうと思う。
いや、20年じゃないかもな。30年。もっと、かもな。
高校2年で同じクラスになって、モッズのライヴに一緒に行くようになって、ロックンロールが好きで、卒業してから別のバンドだったけど、ずっとやってきて、ちょうどお互いバンドが無くなった時にBCの元になるユニット始めて。
そんなすべて、この日のラストの「ルーズゲーム」のためにあったんじゃないかって気がするよ。

最後の間奏のとこはカラサワさん天国から見にきてくれてるしさ(笑)。俺は歌う時にわりと上の方を見てることが多いと思うのだけどそういうことではなく、今でも覚えているけど、あの時は急に真上が気になって。建物の天井とかそういうものではないんだよ。そしてそれは嫌な気になり方じゃなくて。なんか不思議な感じがしてた。映像でちゃんと映ってる。不自然に上向いてるとこ。

そんなこんなで、久しぶりに自分でも観たのだけど、やっぱりいいライヴだったと思う（笑）。
あらためてサポートしてくれたコジソロのふたりに感謝だな。

だけど、まぁ、俺のロックンロールはまだ続いてる訳で。
25日はノワール４ヶ月ぶりのライヴ。
コロナウィルスはもちろん心配だし、日々、対策はちゃんとしているつもりではあるが、ステージに立つ以上は一人でも多くの人に観にきてもらえたら嬉しいというのが本音。だから、よかったら遊びに来てください。

いつもと同じようにこれで最後のつもりで、だけどここから始めるつもりで、歌いたいと思う。

​7.25(sat)
荻窪 CLUB Doctor
http://3rushmusic.com/ogikubo_club_doctor.html

open18:30start19:00 ¥2.500(+1drink)
happy hour(open~live start) +¥1.000→3drink
​
出演
BagClosure@TASH
THE発信テレパシーず
Good Noir
​
​♪Good Noir start→19:45〜