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信念 [ちゃんぷる]

今井さん、必ずガンに勝って復活してほしい。
先週の記者会見、テレビで見てほんとショックだった。アニキがあんなに痩せてるなんて……。
今回の公演、東京は日程が合わなかったから大阪まで観に行く。今井さんの代役はずっと松嶋少尉役をやっていた重松さん。きっといい舞台を観れると思う。

THE WINDS OF GOD

こんばんにゃ、押忍 ONOchanです。

また5月が来たよ。
街はすっかりつつじの色。

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ピンクのつつじ、好きだなぁ。けどこのつつじって蜜があるから、枯れて落ちた花とか葉っぱをちゃんくるが踏むと帰ってシャワーで洗っても毛にくっついちゃって取れない。仕方がないから無理矢理押さえて小さな鋏で毛を切る。この時期、毎年のこと。

日産スタジアムで見る5月の夕日が俺はとても好きなのだけど、この前夕方に散歩で行った時はいまいちだった。今月中に綺麗な夕日が見れるといいな。

大島優子ちゃんを見たくて、ずっと前に録画しておいた映画「桜の園」を散歩から帰ってきて観た。
女子高校生がチェーホフの「桜の園」を上演するまでを描いた映画。それほど期待していなかったのだけど、大島優子ちゃん以外の女の子たちもかわいいし、風景は綺麗だし、物語もとても面白く、いい映画だった。エンドロール見てたら吉田秋生が原作だったんだねぇ。連れがきっと持ってるだろうから今度読んでみるか。チェーホフの「桜の園」もまた読もうかな。
あんな青春が俺にもあったかもな。あったんだよなぁ。どこかに置き忘れたなにか。うっかりちょっと泣きそうになった。

まぁそれはいいとして、最近、ロック・アルバムのドキュメンタリーを3つ観た。
まず先月にBSでやってた尾崎豊の「十七歳の地図」。プロデューサーの須藤晃とかハートランド(佐野さんのバンド)の西本明はじめレコーディングメンバーとか、曲をアレンジしていく過程の話がすごく面白かった。これはほんとにプロのミュージシャン達の信念が作り上げた名盤なんだなぁ。「ハイスクール・ロックンロール」にポリスを意識したレゲエっぽいリズムが入ってるとか、気付かなかったけど言われてみたらすげー分かる。おおー!「セブンティーンズ・マップ」がスプリングスティーンの「ボーン・トゥ・ラン」なんて言われなくても分かる。けど、このティーンエイジ・ロックンロールの名曲が、尾崎の最初の弾き語りデモの段階ではカントリーっぽい曲だったなんて。これはうけた。

次は先日BSでやってたRCの「シングルマン」。これも面白かったなぁ。
このアルバム、ずいぶん若いころに聴いたからRCの中ではピンとこなかった。「ヒッピーに捧ぐ」と「スローバラード」は好きだったけど。サウンドとしてのロックばかり探してたからなぁ。けどスピリットはロック以外のなにものでもないね。なんも分かってなかったな、俺。今聴いたら「甲州街道~」なんか、すげーカッコイイね。もったいないことしてんなぁ、俺。
キヨシローは「スローバラード」のホーンの入ったアレンジがそうとう気に入らなかったらしい。このアルバムはプロデューサーやアレンジャーではなくキヨシローの信念で作ったアルバムなんだねぇ。
次の日にやってたドラマの「トランジスタ・ラジオ」もなかなか面白かった。

そんでさっき、U2の「From The Sky Down」、DVDで観た。


フロム・ザ・スカイ・ダウン~ディレクターズ・カット [DVD]

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  • 出版社/メーカー: ユニバーサル インターナショナル
  • メディア: DVD



これはアルバム「アクトン・ベイビー」が誕生するまでのドキュメント。メンバー間がうまくいっていなかったり、音楽的方向性を見いだせなかったりの危機を乗り越えて生まれた名盤。
当時U2が大きく変わったのには確かにちょっとビックリしたけど、俺は一発で好きになったアルバム。
名曲「ONE」が生まれる瞬間が見れる。ボノがセッションで歌詞のないメロディーに乗せて「次はC」とか「FからG」とか歌詞の代わりに歌いながら指示を出してる。
でもこれに近いことってバンドやってると、大なり小なりあるよねぇ。世の中の誰にも名曲だと気付かれていないけど(笑)、奇跡を感じることってある。

ボノの言葉でとても共感出来る言葉があった。「ひとつの音符から次の音符へ移るのには信念がいる」って。
「信念」いるんだよ。もうね、俺なんか音痴じゃん。耳イカレちまってからはさらに音痴じゃん。音符、移動するの怖いもん。特に高低差が大きい時はね。家でギターで音拾ってこっそり練習しちゃうもん。それでも歌う時は不安でたまらないもん。
けどね、俺は歌うんだよ。俺の言葉を信じて。必ず届くって。
やってる時は、次のライヴのことも、次の曲のことさえも考えないよ。その瞬間のその一言に全部賭ける。しょーがねぇじゃん、白状しちゃうけど怖いんだから。
でも、俺は耳悪くなってよかったって思うこともある。先の予定はもちろん入れてるけど、常にこのライヴが俺のラストステージ、そういう気持ちでライヴに臨めるようになった。聴力はだんだん落ちてる訳で、もういつ完璧に聴こえなくなるか分からんからね。みっともない真似はできんよ。カッコ悪かったなんて誰にも言わせねぇ。

そんな訳で、10日は武蔵境のスタット。小さいけど、素敵な小屋だから、遊びにおいで。


☆5月10日(日)

武蔵境 STATTO

「武蔵野 CITY NIGHT」

open18:00 start18:30
前売¥1500 当日¥1800

出演)
ブギ・クリニック
BC5AM
後藤岩城
タクロウ三鷹ブギーズ
Pink elephant
THE バルボラ

*BCは19:40~の出演です。

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