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8.12 club Doctor [Good Noir]

夏だね。
と思ったら、いまいち夏らしくない毎日。せっかく開幕して本当の夏が来たのに。
開幕ゲームから逆転サヨナラとか、その日の第4試合は延長サヨナラだったり、運よく休みでずっと見てたから初日から大興奮。4日目は1回戦なのに「今日は準々決勝か?」みたいな組み合わせだったり。今日の明豊と坂井もいい試合だったな。

こんばんにゃ、熱くなってますか?ONOchanです。

12日、ドクター、Good Noir 来てくれたみなさんどうもありがとうございました。
主催の伸さん、対バンのみなさん、ドクタースタッフのみなさん、ありがとうございました。

個人的には3回目からずっと出演させてもらってる「NO PEACE NO LIFE」の9回目。今年はグッド・ノワール、アコースティック・セットでの出演でした。

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set list
①終わらない夜
②茨の道
③さるになるよ(「さよなら人類」たまのカヴァー)
④花火
⑤ハイビスカス
⑥希望の国

グッノワこのメンバーで結成のきっかけとなったPLASTIC ONOchan BAND名義での1番最初のライヴがアコースティックだったから、アレンジもそれほど苦労しなかったかな。
はい、たまです。「さよなら人類」すごい曲だよね~。いつかやりたいと思っていた。まぁ、俺がやる以上ロックなアレンジになりますよ。
そして「ハイビスカス」やっとこのイベントに連れてくることが出来た。

それからkingof piratesでも出演。パイレーツは6月のクロコダイルの時と同じアコースティック編成。この場合の表記はkingofpiratesになります。

「NO PEACE NO LIFE」やっぱ気持ちが入っちゃう。俺にとってはすごく大切なイベント。いや、自分の企画じゃないですけど(笑)。

「平和」について、歌う。「平和」を、うたう。
パイレーツで歌った「戦争を知らない子供たち」の歌詞の通り、戦争が終わって僕らは生まれた。戦争を知らずに僕らは育った。だけど、俺の歌には「平和」っていうことをテーマにしている曲、あるいは「戦争」っていうことが背景にある曲がけっこうある。
今回リストに入らなかった曲だと「麻のスカート」「71年のレコード」「風になる時」「God's Child」「世界の真ん中」いっぱいあるね~。「反戦ソング」なんてタイトルの曲もあるけど、まぁあれはただのラブソングだから。

戦争という状態を直接は知らないけれど、たぶん俺はこれまでの人生で何か、そういうことをたくさん受け取ったのだと思う。
戦争を知っている人たちが高齢になった。ただの歴史として風化していくのだろう。わずか72年前のことなのに。今月でいえば、6日9日15日、それが何の日かまるで知らない若者もいる。まるで気にしていない大人だっている。大部分がそうなのかもしれない。若者はともかく、そういう大人を否定はしないが残念には思う。
けどもしかしたら、それでもいいのかもしれない。気にしなくてもいいくらい「平和」なのかもしれない。今は。

だけど、俺は、何かから、誰かから、受け取ってしまったのだろう。それは伝えなくちゃいけないと思っている。それが正しいとか間違っているとか、そんなことは俺の歌を聴いた奴が勝手に決めてくれればいい。答えなんてないだろうし。
ちなみに俺は言葉の意味の上では「平和」のための「戦争」もあると思っている。「平和」と「戦争」という単語は反語ではないから。あくまでも単語の意味上での話で誤解されると困るのだけど。理念の話ではないからね。

この「NO PEACE NO LIFE」というイベントはただ出演して演奏すればいいっていうもんじゃないと思っているから、当然「さよなら人類」も含めて、テーマに沿いつつ30分のライヴを構築できるリストにしたつもり。そして俺たちの演奏で、歌で、ほんの少しかもしれないけど確実に届いていたと確信する。
あの空間にあった小さな「平和」っていう想いをいくつもいくつも、たくさんの人と音楽を楽しみながら共有できたと思う。そんなことを感じながら歌い、対バンのライヴを楽しんでた。

いい夜だった。

そして今日は、靖国神社へ。この時期、毎年「ノーピース~」「靖国参拝」「友達の墓参り」が俺の夏休み3本セット。
俺のじいちゃんは中国で戦死してるんで。靖国参拝は公式行事とさせていただきます。
まぁ、じいちゃんだけの話じゃないけどね。日本人の俺にとっては当たり前のことという認識だけどね。

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夜、テレビで池上彰が「特攻」というテーマで戦争を考える番組をやってた。録画予約しておいたから、遅れて観た。

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俺やっぱ特攻隊員と何か関係があるんじゃないのかな、前世とかで(笑)。いつものことだけど、番組のオープニングですでに泣いてんだよね。もう泣くのにも慣れたもんで、今日は涙を流しつつレコーダーのカウンターを見たら3分17秒でした。はやっ。
一緒に観てた連れには「こういうの、あんたと一緒に観てる限り私は絶対泣いたり出来ない、笑っちゃって」と言われました。泣いてる人間を笑うな。
本編はほとんど知ってるエピソードばかりだったのだけど、それだけに各エピソードの導入部ですでに内容が分かってしまい、いちいちまた泣かなければならず、けっこう疲れる2時間でした。

靖国の売店でこんな本をみつけた。


パラオはなぜ「世界一の親日国」なのか

パラオはなぜ「世界一の親日国」なのか

  • 作者: 井上 和彦
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2015/03/12
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


俺のじいちゃんは通信兵としてパラオに赴任していた時期がある。ばあちゃんも一緒に行っていた。
ばあちゃんは昔から「パラオにいた時が人生で一番幸せだった」と言っていた。じいちゃんが局長だったから、「局長さんの奥さん」と言われ現地の人とも仲良くなり、すごく良くしてもらったと言っていた。まだ子供だった親父が兵隊の行列について行って迷子になった時は住人みんなで大騒ぎで探してくれたこともあるらしい。
そんなパラオについてほんの少し学べるかな?

年中考えることもないけど、せめてこの夏の一時だけでも多く人が「平和」について想うことって大切なんじゃないかな。
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