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想いは届く、のか? [ちゃんぷる]

そろそろ、そろそろ、ちょっとだけ暖かくなってきたか。
だけど、油断しちゃいけない。俺が高校3年のたしか4月8日だったと思うが、大雪が降った。

最近の気温があれば、ちゃんくるも昼間の散歩なら服を着ないで行ける。ちゃんぷるは服が嫌いだからなぁ。
それなのに、こたつは好きなのです。

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こたつ、まだ必要。けど、掃除が大変。掛け布団にも敷布団にも、ちゃんくるの抜け毛がたくさん。

こんばんにゃ、あ、俺のもか、ONOchanです。

ドラマの「カルテット」面白かった。毎週、楽しみに観てた。キョンキョンのも観てたけど。
きっかけは連れが観るからだけど、2回目から自分がけっこう楽しみにしてたりもする。面白いと思うものだけだけど。
「カルテット」はほんと面白かった。毎週録画してて、全話とも3回は観た。まぁ、今日の最終回はまだこれから。

このドラマ、テレビドラマとしては説明しすぎないドラマちゅーか、行間を読み取らなきゃいけないドラマだった。伏線もたくさんあったし。やたら説明のためのセリフが多いドラマはしらける。これはほんと何度も観たくなるいいドラマだった。

最終回、主人公たちと同じ3流のミュージシャンとしてはつい頷いてしまうセリフがたくさんあった。

「届く人には届くんじゃないですか。誰かに届けばいいんじゃないですか、1人でも、2人でも」
「自分の気持ちが音になって…」「飛んで行けって」「音に飛べっ飛べって」「届けーって」

1流からみたら甘っちょれ~と言われるのか。それでも届けたいことがあるんだよね。伝えたいことがあるんだよね。

以前演奏を聴いたという人(自分の才能が無いことに気づき奏者をやめた人)から手紙をもらうシーンもあった。
「世の中に優れた音楽が出来る過程で出来た余計なもの。みなさんの音楽は煙突から出た煙のようなものです」
「煙の分際で続けることに何の意味があるんだろう」
「価値はあると思いますか、意味はあると思いますか、将来があると思いますか、なぜ続けるんですか、なぜ辞めないんですか」

俺もライヴを観たお客さんから手紙をもらったことがあるからねぇ。言葉は違うがまったく同じような内容だったよ。絶対忘れないし、いつだって覚えてるし。
価値も意味も将来もないし、続ける理由もない。でも、辞める理由もないんだよ。この質問にはきっと答えられない。

コンサートシーン、演奏の途中で続々と帰る客。
あははは。しょっちゅうあるね。ライヴハウスのブッキングで対バンが知らないバンドばっかりだと。それでも、時々かもしれないけど、確実に届いたなって思えることがあって。

「外で弾いてて今日楽しいかもって思った時に立ち止まってくれる人がいると、やったーって思います」「その人に何か・・・」「届いた」「そう!」

同じく煙の分際として、主人公たちにやたら共鳴してしまう最終回だったな。

俺は伝えたいことがあってバンドを始めたんだよ。バンドブーム直前の中学生の時にギターを始めたのだけど、女の子にもてたいとかって理由じゃないよ。確実に伝えたい何かがあった。
そして今でも、それはまだココロの中にある。
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