スター

春分も過ぎ、コンクリートの壁にも花が咲いた。



調べてみたら蔓日々草（ツルニチニチソウ）という花らしい。
コンクリートの壁を登り、届かないと知りながら宇宙（そら）へ向かう。
野生は強い。

この前、空海に関するちょっとした本を読んだら、美しく白い蓮の花の根元には泥沼がある、という話が。清らかな花を咲かせるためには濁りも必要。しかし、清濁併せ呑むことは必要でもその泥に飲まれてしまっては花は咲かない。

こんばんにゃ、濁流の中でいつか咲きたい、ONOchanです。

昨日今日、2日続けて映画観賞。どっちも前から観に行こうと思っていたのに終了間近に慌てて行くことになってしまった。

まずは「David Bowie is」。
2013年のボウイの回顧展で撮影されたドキュメンタリー。展示物にちなんだボウイの映像がふんだんに観れて、思っていた以上に面白かった。
「スターマン」のTV出演時の映像カッコよかった。当時それを観た人たちは、それは衝撃的だったであろう。



横浜シネマリンの壁はボウイのピンナップで飾られていて、素敵な空間。
グラム期がやっぱ1番好きだけど、最期までカッコよかったな。

そして今日は「スターウォーズ」。

別に普通に観れればよかったのだけど、MX4Dとかいうやつで。3Dさえ今まで観たことなかったのに。
ディズニーランドのスターツアーズ（だっけ？）みたいな、椅子がいちいち動いて、風が吹いたり、煙や匂いまで、これがまた、意外にもかなり面白かった。まぁ、こちらは観客の視線なのに、誰かれ構わず倒れた時にいちいち背中に軽い衝撃がくるのは疑問だったが。
これじゃ、居眠りしてる暇がない。

映画楽しかったから、終わってからもしばらく3Dメガネかけたまま劇場を出て歩いてたら、連れに、恥ずかしいから外せ、と怒られた。別に3Dメガネで普通の景色見ても普通にしか見えないのね。





ダースベイダーをくるみがやっつけてます。

そんな感じで、間違いなくボウイをモデルにしたグラムロックの名作映画「ベルベット・ゴールドマイン」と「スターウォーズ」シリーズをたまらなく観たくなってしまった2日間なのでした。