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ワンダフル・ワールド [My Life]

最近ちょっと、生業の方でフェイクを使って作成しなきゃいけない仕事があってやってんだけど、ぶっちゃけ、やってることいっしょでもなんかつまんないんだよね。なんでかね?花は枯れるから美しいんだろうな。
こんばんにゃ、やっぱ生命の力を感じたい、ONOchanです。

ドリアンさんの遠足に参加してきた。
多摩全生園の国立ハンセン病資料館見学。
ドリアンさんの名作「あん」を読んで、ほんのちょっとだけハンセン病のことを知った。来月、5月30日には映画「あん」が公開になる。

映画「あん

1996年に廃止になるまで「らい予防法」という法のもとに、理不尽な差別によって「隔離」されてきたハンセン病の患者さんたちの歴史。
感染力の非常に弱い病気なのに、治療で治る病気なのに、間違った理解によってほぼ“強制的”に療養所に収容され、そこから“一度も”“一歩も“出られることがなかった人の一生を思う。それでも生きた人の一生を想う。
元患者さんを苦しめたのは、「病気」以上に「人」だったのだと思い知る。
親兄弟にも会えず、家族に迷惑がかかるのを心配して名前も戸籍も捨て、そして療養所で亡くなり、実家の墓にも入れてもらえない人の納骨堂に手を合わせる。

う~ん、まだ、ココロの整理がつかないな。

全生園の桜並木。

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囲いの中に閉じ込められた元患者さんたちが植樹し、せめて桜だけは自由に伸びて、という思いからいっさい剪定されなかったそうだ。あらゆる方向に曲がりくねった、ワイルドな桜の木。これが桜の本当の姿なんだろうな。

今日は、けっこう多くの人が参加していたし、元患者さんの語り部さんとまわったから(とても貴重な話を決して暗くならずにお話していただいていい経験だったのだけど)、展示物を隅から隅まで思う存分みる時間がなかったから、もう一度、行ってみたいと思う。

映画「あん」楽しみ。原作の「あん」も文庫化されてるから、ぜひ読んでみて。囲いの中でしか生きられなかったハンセン病の患者さんを通して生きる意味を問う、素晴らしい物語です。


([と]1-2)あん (ポプラ文庫)

([と]1-2)あん (ポプラ文庫)

  • 作者: ドリアン助川
  • 出版社/メーカー: ポプラ社
  • 発売日: 2015/04/03
  • メディア: 文庫



実は俺もアマゾンにこっそりレビュー書きました。文庫じゃなくて単行本の方ね。どれか当てたらアメあげる。
それと、ユーチューブで見つけたドリアンさんの朗読。これも素晴らしい。



そして、東村山からお台場へ。

モッズのゼップ。
始まる前、あと何回モッズを観ることが出来るのかなぁ、今まで観た本数よりこれから観る本数の方が圧倒的に少ないんだよなぁ、だから今日はばっちり観たいなぁ、なんて思っていつもより前の方に行ったのだけど、モッズのロックンロールはそんな感傷を一発でブッ飛ばしちゃうのでした。
俺、ちびっこだからラバーソール履いててもやっぱ人と人の隙間からチラチラしか見えない訳。そんでも、もう別にいいの。その場にいるだけで。

今日もいいライヴだったな。一曲目「FRIEND OR FOE」か!久しぶりなような。
「PROUD ONES」も「NO REACTION」もよかったね。
チサキさん誕生日か。高校2年生の時、新宿厚生年金会館(たしか)に行った時もチサキさん誕生日だったような。それって何年前だ?
やっぱ、「ジョー・ストラマーの声を聞いた~」のとこで、うってなっちゃったな。

最後の「ワンダフル・ワールド」はあの桜を見てきた後だったから、なおさらグッときた。響いたな。

さて、そろそろ5.10のセットリストも考えないと……。

☆5月10日(日)

武蔵境 STATTO

「武蔵野 CITY NIGHT」

open18:00 start18:30
前売¥1500 当日¥1800

出演)
ブギ・クリニック
BC5AM
後藤岩城
タクロウ三鷹ブギーズ
Pink elephant
THE バルボラ

*BCは19:40~の出演です。

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