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夢をみるには [Scene]

夢をみるには、忘れちゃいけないこととか、やらなくちゃいけないこととか、きっとある。もう17歳じゃないから。

ライヴが近くなってきた。リハは順調かなぁ?10月6日と11日、日にちは近いけど、もちろんまったく違うセットリストでやる。
持ち時間もそんなに長い訳じゃないから、特に深くは考えずにメンバーと相談して曲を決めたんだけど、リハをやっていくうちに自然とその日のリストのテーマみたいなものが見えてくる。

5月の伸さん祭り(笑)でBCはクラッシュの「GARAGE LAND」をやった。久しぶりだったけど、なんかすごくよくってさ。6日のライヴはその時に生まれた衝動が帰結する感じかな。

11日はまた違う感じ。「悩みながら踊らせるのがロックンロール」とはよく言ったもんだ。俺はピート・タウンゼントの音楽を聴いて育ったからね。
テーマが見えてきたらアレンジもちょっと思いついたり。リストも1曲変更しないとなぁ。外さなきゃいけない曲、個人的にはすごく好きな曲なんだけど。1曲ずつじゃなく、1本のライヴという作品にしたいからそれはしょうがない。まぁ、好きな曲ってことだけで言ったら、近年では俺の好きな曲ベスト3は年1回くらいしかリストに入らない。ヴォーカルなのに(泣)。

そんな感じで、10月の2本のライヴ、楽しみだな。


10月6日(日)
池袋Adm

「池袋ロケンローパーリー!!」
open16:30 start17:00
前売り¥2.000+1D 当日¥2.500+1D
飲み放題 +¥1.500

出演
BC5AM
THE DRAGON☆FLY
THEROMOSTAD
the69
REAL GROOVE
フラミンゴブーツ
神風
MC:よしえつねお(お笑い芸人)

☆BCは17:00~の出演です。


10月11日(金)
横浜寿町 音小屋

「ロックンロール・アンモナイト 2」
open19:00 start19:30
¥2.000(1ドリンク付)

出演
R&R ファイターズ
BC5AM
SOLID BLACK

☆BCは20:15~の出演です。


っちゅーことでまずはライヴの告知でしたが、ブログはまだ続きます。

夢をみるには、寝なくちゃいけない。もう42歳だから。

自分で言うのもなんですが、俺、けっこうちゃんとしてるイメージだと思うんです。いえ、ちゃんとしてるんです。ところがどうも、イメージよりもちゃんとしてないみたいなんです。
もうヤバイ。ほんとにヤバイ。とりあえず誰か朝起こして。
朝、ちゃんと起きられるかが心配で、夜、眠れません。もう寝るのがプレッシャーです。どうしたらいいんでしょう?

1日の4分の1を寝て過ごすなんて人生を無駄にしていると思って6分の1でいいかと思っていたのですが、時々やっちゃうんです。寝坊。
そろそろ本気で取り組まなくてはいけません。次の生き方。
好きな時に寝て好きな時に起きる、そんな生活を手に入れるには……?

さて、今日は中秋の名月。で、満月。この組み合わせ、次は8年後だって。
夜、散歩に出たけど、ちゃんくるは月なんて見やしない。

IMG_0919.png

電線と月が鳴らした四分音符

俳句ではただ「月」というと秋の季語になる。
俳句に季語を入れるっていうのは、面白いと思うんだけど、旧暦1、2、3月が春、4、5、6月が夏というふうに考えるから実際の季節とはかなりずれる。これがキモイ。
たとえば分かりやすく日にちで言うと、8月、「広島忌」は夏、「長崎忌」は秋、「終戦日」ももちろん秋。全部真夏だろ。だから句の中で「晩夏」とは7月ということになる。おかしいだろ~。
まぁ、俺は自分ひとりで楽しんでるだけだから関係ないけどね。真夏に秋の句を読む、10月が来て秋が深まるころに冬の句を読むなんてまったく解せない。ぜんぜん趣ないよ。
昔、寺山修司の「俳句入門」(だったかな?)って本を読んだら、なるほどと思うことが書いてあった。はっきり覚えていないけど「詩や小説は人生の後ろにある。しかし情景描写をする俳句というものは常に目の前にないといけない」みたいなこと。
この本、つまんなかったから、とっくにブックオフ行きで確かめようもないんだけど。
目の前の景色を感情描写なしで読む。そこにどんな感情を読み取れるか。そこが俳句の面白みだと思うんだけど、真夏に秋の句を読んでも何も感じませんよ。その景色、目の前にないもんねぇ。
リアリティとファンタジー、大事だと思うんだよな。季語は入れても季節はシカトでいいか。
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夏終わる [Scene]

終わっちゃったね。夏。

決勝戦、最後の最後も1点差ゲーム。いい試合だった。
前橋育英、鉄壁の守備はすごかった。結果的に4点目を阻止したバックホームが勝敗の分かれ目になったし、2度の送りバント阻止が9回のピンチに活かされたと思う。2年生エースの高橋くんもかなりの好投手なのに一人相撲しないっていう、ほんとにいいチームだったな。

延岡も県予選前にエースが怪我で出場できないっていう状況で、3人のピッチャーで勝ち上がってきたのはやっぱり強いチームだったんだと思う。今日も準決勝で怪我をしてしまった2塁手の1番バッターが1度も打席に入ることなく交代してしまったのに、ここまでいい試合を出来たのはチーム力の高さの証明になるんじゃないかな。
横瀬くんと奈須くんの気迫の投球は観ていて気持ちよかったな。ほんとだったら2番手投手だったはずの横瀬くんは準決勝での完封は堂々とエースと言える内容だったし、準々決勝の富山第一戦の9回、幻のゲッツー(タイムがかかっていて取り消しになってしまったけどこのプレーもすごかった)の後の奈須くんの6球で連続三振はすごかった。トリハダたったな。
監督も、選手と一緒に喜んで、負けたら選手より泣いてて、今日の熱闘甲子園見たら選手よりはしゃいでるっちゅーいいキャラで、このチームは魅力的だった。

今年はほんとに県大会の決勝から僅差の試合ばかりで、ほんとに見応えがある面白い大会だった。準々決勝のあの1日は歴史に残る1日になったんじゃないかな。

俺、春の選抜とか秋の大会とかまったく興味のない「夏の甲子園」限定オタクなので、また来年までさようなら。

そんな感じで、この数年じゃ1番と言ってもいいくらい面白い大会だったのだけど、ひとつだけ引っ掛かる所がある。
俺の個人的な意見ですが、高野連、ほんとに頭おかしいと思う。
かなり話題になった、花巻東の千葉くんのファール打ち、カット打法のこと。
ルール的に違反な訳じゃないのだから、それをバントとみなしたのなら正々堂々と審判が「スリーバント失敗アウト」と宣告すればいいだけのこと。
それまでその判定を審判が出来ずにいたくせに、準決勝の段階にきて、次やったらアウトにするからな、みたいな通達は脅しでしかない。ひどすぎる。
準々決勝の試合であいまいな部分があったと言うが、それなら何故そこで「スリーバント失敗アウト」の宣告をしない。たとえ誤審であっても審判が絶対の高校野球なら、審判がファールという以上、その試合で打ったファールはすべてバントではなくスウィングしたファールだろう。試合後に注意すること自体、審判のレベルの低さを認めているようなもんだ。
ピッチャーの投球数が増えるのを懸念したのか。球数問題でのバッシングや熱中症の問題などあるから、とことんファールで粘る千葉くんの打法は高野連にとって都合が悪いものだったとしか思えない。そんなの「大人の都合」以外の何物でもない。
花巻東の指導者にも疑問を感じる。なぜ準決勝でカット打法を封印させたのか。反則をしている訳じゃないのだから、堂々とやらせればよかったと思う。彼が努力して身に付けた技術を監督が肯定しないでどうする。もし審判にバントとみなされたのなら、堂々とアウトになればいいじゃんか。それで負けたのなら、あんな形で負けるより、チームの誰もが納得出来る敗戦だったんじゃないのかな。
カット打法は悪いことではないのに、あまりにも千葉くんが不憫でならない。準決勝では結局4打数で1度も出塁出来ず。それまで10打数7安打、出塁率は8割という驚異的な数字を残していた好打者なのに、「大人の都合」で一人の少年の才能を、青春を、潰してしまったようにしか俺には見えない。
ひどすぎる。高野連のジジイどもの頭を金属バットで殴ってやりたい気分だ。

大会期間中は、何かとネットの記事とか検索して見てるんだけど、ジャイアンツの元「バントの職人」川相コーチが「こういう選手がプロにいてもいい。欲しい」というコメントをしている記事があった。技術的にもレベルが高いみたいなことも言ってた。千葉くんにはここであきらめずにまたひとつ上の所でプレーしてもらいたいと思う。

ちなみに俺は千葉くんとか川相とか、ああいうタイプの選手は決して好きではありません。せこいプレーは嫌いです。四球狙いとか嫌いです。打てよ。送りバントも嫌いです、1点を争う場面では別ですが。昔の池田高校のやまびこ打線が好きです。
それでも今回の対応はあまりにもひどいと思う。

それから身長が156センチで、どーのこーのってみんな言ってますが、体が小さいのがそんなに関係あるかっちゅーの。
世の中、ココロのちっちぇー大人ばかりじゃねぇか。
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8月に [Scene]

こんばんにゃ。
毎年のことですが、8月に熱くなっているONOchanです。

あぁ、どうして甲子園は、まだ十代の少年にこんなに残酷な結末を見せるのだろうか。

今年の甲子園、かなり面白い。
久しぶりに準々決勝4試合が1日で行われた今日、素晴らしい試合ばかりだった。
すべて1点差決着、終盤に逆転、そのうち2試合は延長サヨナラ。
ずいぶん長いこと夏の甲子園を見て来たけど、こんな1日が今まであっただろうか。

仕事中、NHKのサイトの一球ごとに更新されるライヴ速報をちょこちょこ見てんだけど、あまりにもドキドキしちゃって仕事になりません。
仕事終わったら速攻帰りました。第4試合の終盤に間に合いました。

延岡学園と富山第一、どっちも負けてほしくないって思っちゃうような好ゲーム。でも、やっぱり決着はついてしまうんだよな。
1アウト1、2塁、ダブルプレーを取りにいった1塁へのボールが悪送球。こんな結末なんて。

今日は神様がいるのか魔物がいるのか、劇的なシーンが多すぎて、熱闘甲子園だけじゃもの足りないのが確実だったから、第4試合終了後、ひかりテレビで第1試合から視聴中。今、第4試合。録画してそろそろ寝るか。

こんなベスト4大会前に誰が想像しただろう。ちゅーか、ベスト8でもすでに想定外。
どこが優勝しても初優勝。群馬の前橋育英以外だったら、県勢としても初となる。
あと2日、楽しみだ。決勝の日はもちろん休み取ってあります。

高校野球はどうしても歓喜の勝者よりも、涙の敗者に目がいってしまう。
作詞家の阿久悠が生きていたら、今日、どんな詩を書いたのだろう。


甲子園の詩 完全版 敗れざる君たちへ

甲子園の詩 完全版 敗れざる君たちへ

  • 作者: 阿久悠
  • 出版社/メーカー: 幻戯書房
  • 発売日: 2013/07/27
  • メディア: 大型本




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A9 [Scene]

原爆忌コーラフロートバニラ溶け

A6 [Scene]

我を打つ雨は透明原爆忌

el sol de verano [Scene]

横浜スタジアム、行ってきました。
雨で1日順延になったから今日は準決勝。日曜日だったこともあってか、第一試合途中に着いたがチケット完売で入れず。
すでに出来ていた長蛇の列にとりあえず並んだんだけど、係員は、第一試合のお客さんがあまり帰らなかったら入れないこともある、などと言う。
そんでも並びましたよ。炎天下に2時間半。第一試合は東海大相模-横浜。ネットの速報をちょくちょく観てたんだけど、7-0で横浜がコールド勝ち。つえ~な横浜。観たかったな。

第二試合は無事入場できました。桐蔭学園-平塚学園。たまたま平学側のレフト外野席。わりとセンターよりに座った。

平学、俺が学生の頃はツッパリにいちゃんばかりの悪いイメージしかなかった。近所のバリバリヤンキーの先輩とか出来の悪い後輩とか行ってた。今ではそんな学校じゃなくなってるみたいだねぇ。甲子園にも出場したことあるし。毎年、県では上位に勝ち上がってくるし。

去年に続いて、またしても桐蔭の試合。去年は着いた途端に桐蔭がコールド勝ちしちゃって、たった4球しか観れなかった。
初回いきなり桐蔭が2点を先制したから、もしや……。また桐蔭がコールド勝ちとかするんじゃねぇだろうなぁ、とちょっと心配したんだけど、再三のピンチも平学耐えたね。

それにしても平学はぜんぜんヒットが打てない。5回にエラーがらみで進塁したランナーを犠牲フライで返しただけ。

そしてそして、8回9回の攻防はほんと痺れた。もう息苦しいくらい。
8回表のピンチを凌いだ平学がその裏になんとボークで同点。その後の桐蔭のセンターのファインプレー、素晴らしかった。9回表も桐蔭はチャンスをつくるも得点できず。

夜はライヴ観に行くから延長になったら困っちゃうなぁ、なんて思っていたら、9回裏ドラマがありましたね。
2アウト3塁1塁から右中間にサヨナラヒット。追いかけるセンターの選手の遥か上をボールが越えていった時、なんかスローモーションを観ているような、一瞬時が止まったような奇妙な感覚がした。

まわりには平学の応援の人ばかりだったからかなり盛り上がりました。
サヨナラゲームを生で観るなんて初めてだったから、俺もかなり興奮しました。トリハダたちました。

すげー試合を見せてもらった。スポーツ観戦ってそんなにたくさんしないけど、俺が今まで生で観たスポーツの中では今日の試合がベストゲームだね。両チームとも素晴らしい試合をしたと思う。

野球ってなんかすごいなぁ。あらゆることが劇的に出来てると思うんだよね。簡単なとこで言えばプレイヤーの数とか。9人で守る、8人でも10人でも成り立たない絶妙な数。
塁間の距離とかストライクとボールの数もそうだしね。それに不思議と大事な場面で4番バッターにまわってきたりするし。

7回まで圧倒的に桐蔭が優勢だった。俺みたいな夏の大会だけしか観ない素人目でみてもチーム力は桐蔭の方が上のように思えた。けど、もしも10回のうち1回しか負けない相手だったとしても、その1回が今日だとしたら、どんなに強いチームでもそこで終わってしまう。それが夏の大会の魅力なんだよね。

平学は7回までヒット1本だけだったんじゃないかな。最終的にも4本しかヒット打ってないはず。
それまで野手のいる所にしか飛ばなかった打球が、最後の最後に誰もいない所に落ちるっていう、何だろうこれ。運命と言ってもいいものなのかな。

西日を浴びた放物線の、なんと美しくなんと残酷なことか。

高校野球は特定のチームを応援しないんだけど、こんなにいい試合を観てしまったら、平学、明日横浜に勝って甲子園に行ってもらいたいって気持ちにほんのちょっとなってしまった。
が、強豪横浜と言っても、もちろん今までのチームとは違う、今年のチームはこれが最後。負ければ終わり。どっちもいい試合をしてほしいと思う。

各地の代表校が続々と決まってるけど、和歌山の簑島、久しぶりだねぇ。監督はあの名将尾藤監督の息子だって。それに石川の代表は星陵。思い出しちゃうなぁ。あの名勝負。子供のころテレビで観た。水島新司にして、ウソっぽくなってってしまうから漫画には絶対出来ない、と言わしめた簑島-星陵の延長18回。

今年も楽しみだなぁ。

ライヴ近いから日焼けしたくなくて長袖を着て、持ってる帽子の中で1番つばの大きな麦わらをかぶって行ったんだけど、首元、焼けてしまった。

真夏の太陽……。
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ever blue [Scene]

コンビニで買う、どうでもいいようなライターは、必ず青い色を選んでしまいます。

「限りなく永遠に近いブルー」っていう曲は、タイトルを「ever blue」にしようかとかなり悩んだ。けどやっぱ日本語の方がいいっちゅーことで、「限りなく〜」にした。
メンバー内では、この曲は「エヴァーブルー」と呼ばれてる。

4月は桜、5月はつつじ、6月はやっぱり紫陽花なんだろうなぁ。

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日暮闇つきぬけて紫陽花ブルー

そんな感じで、ブルーの話でしたが、11日はロックンロール・オンリーってことだから、「エヴァーブルー」はやらないと思うよ。けど、もう1曲あったよね?

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BCは19:40から。
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また [Scene]

春が桜を咲かせるよ

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もう咲いてる桜があったよ。


 またやって来たからといって
 春を恨んだりしない
 
 わかっている わたしがいくら悲しくても
 そのせいで緑の萌えるのが止まったりはしないと

   ヴィスワヴァ・シンボルスカ「眺めとの別れ」より


終わりと始まり

終わりと始まり

  • 作者: ヴィスワヴァ・シンボルスカ
  • 出版社/メーカー: 未知谷
  • 発売日: 1997/06
  • メディア: 単行本




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幸せの情景 [Scene]

くるみを引き取った時に前に通っていた動物病院で情報をもらったんだけど、去年の9月にワクチンを接種していたみたいで、それから1年が経ったから、昨日動物病院に行ってきた。

どんなことにもめげないくるみは注射を打たれるその瞬間だけ嫌そうな感じだったけど、その後は別にいつもと変わらずのオキャンピー。
ちゃんぷるだったら注射が終わったらすぐに飛びついてきてしがみついてくるのに。

そんで、注射してもらって待合室で会計を待っていたんだよ。
そしたら、老犬を抱えた老夫婦が入って来て俺の隣に座った。
おばあさんに抱えられたその犬は、プードルかなぁ?毛並みももうボロボロで、きっともう立つことも出来ない、吠えることも出来ない、それに白内障と思うんだけどおそらく目も見えていない感じだった。

一見すると、寂しく見えてしまうんだけど、でも、それは本当はとてもとても幸せなことなんだと思った。

なんちゅーの?キルティング?でいいのかな、昔、俺が中学生の頃に流行った巾着袋の生地のやつ。その生地で犬のサイズに合わせて、たぶん手作りだと思われる赤いチェックのマットに包まれて、大切に抱えられて、時々、おばあさんは耳元で何か声をかけながら背中のあたりをぽんぽんと優しくたたいたり撫でたりしている。

そのうち名前を呼ばれて、今度はおじいさんが抱きかかえて診察室に入って行った。

あのワンコが何歳なのかは見当つかないけど、その歳まで生きて今も大切にされている。こんなに幸せなことはないと思う。
あの3人にはきっとたくさんの想い出があると思うし、今はもう歩くことも、おじいさんとおばあさんの顔を見ることも出来なくても、あのワンコは毎日幸せを感じて生きていると思う。

ああいうの見ちゃうと、俺はなんとしてもちゃんぷるとくるみより長生きしなくてはならないと思ってしまうよね。

だから、ライヴは死ぬ気じゃやらない(笑)、7メートルの照明塔から飛び降りるのもやめた(笑)。
生きるために歌う。

それと、もうひとつ。

本当なら、福島のあの場所にいたワンコたちとその家族にもそういう未来があったはずなんだ。
それを奪った原発は、もういらない。
俺が原発をいらないと思う理由はただそれだけ。自分の頭がいいと思っている奴らはそんな理由を笑うんだろうけどな。
経済がなんだっちゅーんだ。
すべてはかけがえない。それに気付かなくちゃ。

かけがえのない君のために叫ぶ。

NO NUKES!



☆10月12日(金)

荻窪club Doctor

the69 Monthly two man
「live with ROCK AND ROLL 2012」

OPEN/START 19:00/19:30
ADV/atDOOR ¥2000/¥2500

出演
the69
BC5AM
DJ/z(高円寺海賊放送)

BCは19:30~の出演です。

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ロックンロールに懺悔しな [Scene]

午後、友人の結婚披露宴に出席。
やっぱ40過ぎると結婚式より葬式に参列する事の方が多かったから、久しぶりの披露宴はなかなか楽しかった。

夜はちゃんくると日産スタジアムに永ちゃんのライヴの様子を見に散歩。
数日前から機材車が何台も来て作業してたから、すげーセットが組まれているんだろうな。
矢沢永吉って人は、かなり魅力的な人だと思うし、本読んでもテレビとかで話聞いてもそりゃあカッコイイ男だと思うんだけど、音楽は俺にはどーでもいい。

ラルクの時はそんなにいなかったけど、スタジアムのまわりにはかなりの人。チケット取れなくて中に入れなかった人だろう。相当な人数が外で聴いてた。スタッフもたくさん。
ラルクの演奏は低空飛行のジェット機にしか聴こえなかったけど、矢沢永吉の歌は俺の耳でも比較的聴こえてた。

ちゃんくるとスタジアムの周りを1周したんだけど、ファンの人たちや待機中のスタッフの人たちに「カワイイ」「おいで~」等と声をかけられると、オキャンピーくるみは喜んで近づいて、おまけに飛びついたりなんかしてかわいがられてた。ちょっと内気なちゃんぷるはなかなか近づかない。気になるくせに俺の後ろに隠れてた。
そしてどの人にも必ず言われたのが「チワワなのに大きいですね~」。
・・・・・・。

楽しい散歩だったんだけど、残念なことがある。これは言っておかないと気が済まない。

日産スタジアムの周り、スタジアムを囲むほとんどの場所、ビールの空き缶と吸殻だらけ。ひどい数。
何万人入ってるか知らんが、そのうちの一部、何人か、何人かって言っても、100人とかの話じゃなくてさ、もっとたくさん、ダサイ奴らがいる。
あの現状を矢沢永吉が見る事があったら、がっかりするに違いない。まぁ永ちゃんはロック・スターだからステージ降りたら高級車でホテルに直行とかで、ライヴ終了後の会場周辺を目にすることはないんだろうけど。

祭り気分なのはテメェらだけで、そんなことは俺の知ったことじゃない。
永ちゃんだの、40周年だのって、テメェらが浮かれて汚した場所は、俺とちゃんぷるとくるみが毎日のように歩いてる場所だってこと。特別な場所じゃない。勘違いすんな。ボケ。

そこにポイ捨てして入場した奴。たとえばピカピカのスーツ着て、どんなにカッコつけたとしても、お前ら、ダサイ。
どーせカッコ悪さがにじみ出てるに決まってる。
ただのオッサンとオバサン。
間違ってもロックンロールなどと言うんじゃねぇぞ。

タバコ吸う奴は携帯灰皿ぐらい持っとけ。100円で売ってる。
空き缶だってゴミ箱に捨てに行けばいいだけの話。ゴミ箱見つけられなかったら、見つかるまで手で持っとけ。簡単なこと。
その程度のことが出来ない奴はほんとにダサイ。イモ。

情けない。

ロックンロールを好きな奴でも、ダサイ奴が山ほどいるっちゅー事は、じゅうぶん分かっているけど、そいつらがロックンロールを語ったりするのが俺はほんとにうんざりする。
こんなことはロックンロールうんぬんかんぬん以前の話なんだけど。

ダサイ奴が多すぎる。
ロックスターにはなれなくても、俺たちはカッコよく生きよう。
ロックンロールはカッコイイものだからな。

矢沢永吉がこのブログ読んでくれたらいいのに。
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