今日はリハ中止 [Book]
ドリアンさんの最新刊「あん」っていう本。
とにかく、これお勧めなんです。
内容をあんまり書いちゃうと、ネタバレになってしまうから気をつけよう。
小さなどら焼き店で働く人生を前に進めることが出来ないでいる中年男、千太郎。そこにアルバイトをしたいとやってきた元ハンセン病患者の老女、徳江。そのふたりの出会いから始まる物語。
生きることの意味。人はなぜ生きるのか。
ハンセン病についてはほとんど知らなかった。講座で少し話を聞いたことはあったけど。
ハンセン病の患者さんが受けてきた差別と偏見の歴史。とてもとてもへヴィなテーマなんだけど、この本はけっして暗くて読むのがつらくなるような物語ではない。全編を通して優しく穏やかな空気感。
それに難しい表現や言葉遣いは一切なし。「多くの人に読んでもらいたい」って言ってたドリアンさんの言葉どおり、小学生でも読めると思う。これだけの内容をこんなに読みやすく書きあげたドリアンさんの言葉、文章のセンスはすごい。俺、あんまり本読むの早くないんだけど、それでも2時間少々で一気に読んじゃったもんね。読み始めたら止まらないっちゅー感じで。
生きていれば、誰にでもいろんな障害があるよねぇ。他人から見たらちっぽけなことでも本人にとってはものすごく高く越えられない壁だったりする訳で。
この物語の中ではハンセン病の患者さんたちが閉じ込められてしまった柊の垣根。自分の力ではどうすることも出来ないように見える囲い。その中で生きた人たちがいる。
物語の中の徳江の言葉には勇気を与えられる人がたくさんいるんじゃないかな。
「越えられない壁はない」とか「朝の来ない夜はない」とか、そんなある意味上から目線の言葉じゃないから。
生きることの意味。叫ぶ詩人の会の頃からドリアンさんが取り上げてた命題だと思うけど、この「あん」がひとつの答えなのかな。
特別に劇的な展開とか大きな起伏がある訳じゃないのだけれど、ココロに残る物語と思うよ。
太陽の光ではなく月の光のような小説だと思う。
ネタバレになるからこの程度しか書けませんが、とにかく、読んでみて。
そうそう、中学生の頃に尾崎豊の音楽なんか聴いて、「俺の生きる意味を探し続ける」的な言葉にぐっときちゃったガンちゃんみたいな人も読んでみたらいいと思います。
そんな感じで、今日は今年初のBCリハの予定だったのですが、なんと、ノブリン負傷で急遽キャンセル。
あ、みなさん別に心配しないでください。そのうち元気になるでしょうから。治ったらケツバットしてやるつもりです。
で、ガンちゃんがウチに来てかる~く、ほんとにかる~く打ち合わせ。というか、尾崎のユーチューブ観て、オヤツ食って、なんかよく分からん。
ちゃんくるには人気です。
まぁ、次回のライヴに向けて、俺の考えているコンセプトや、イメージ出来てるアレンジをちょこっと説明したりして、ノブリンのやりたいと言っていた曲も聞いていたし、リハやらずともある程度見えてきた。
次のライヴも1時間くらい出来るみたいだから、ひとつのステージでちゃんとコンセプトを打ち出せると思う。BCはそういう方がいいと思うんだよな。メンバーにも言わなかったけど、去年秋のライヴ3本はそこんとこ考えてセットリスト組んだ。
音小屋は「原点回帰」、ドクターはthe69のイベントタイトルどおり「LIVE WITH R&R」、アコースティックでやったノーボーダーは「ラヴソング」。実際、ライヴの後そういうような感想言ってくれた人もいたから、よかったんじゃないかな、セットリストは……。
4月21日も、観に来てくれた人がなんとなくでいいからストーリー性とか、そんなようなことを感じてくれるライヴに出来たらなぁと思うわけです。
じゃ、ノブリン、例のあれ、よろしく。
とにかく、これお勧めなんです。
内容をあんまり書いちゃうと、ネタバレになってしまうから気をつけよう。
小さなどら焼き店で働く人生を前に進めることが出来ないでいる中年男、千太郎。そこにアルバイトをしたいとやってきた元ハンセン病患者の老女、徳江。そのふたりの出会いから始まる物語。
生きることの意味。人はなぜ生きるのか。
ハンセン病についてはほとんど知らなかった。講座で少し話を聞いたことはあったけど。
ハンセン病の患者さんが受けてきた差別と偏見の歴史。とてもとてもへヴィなテーマなんだけど、この本はけっして暗くて読むのがつらくなるような物語ではない。全編を通して優しく穏やかな空気感。
それに難しい表現や言葉遣いは一切なし。「多くの人に読んでもらいたい」って言ってたドリアンさんの言葉どおり、小学生でも読めると思う。これだけの内容をこんなに読みやすく書きあげたドリアンさんの言葉、文章のセンスはすごい。俺、あんまり本読むの早くないんだけど、それでも2時間少々で一気に読んじゃったもんね。読み始めたら止まらないっちゅー感じで。
生きていれば、誰にでもいろんな障害があるよねぇ。他人から見たらちっぽけなことでも本人にとってはものすごく高く越えられない壁だったりする訳で。
この物語の中ではハンセン病の患者さんたちが閉じ込められてしまった柊の垣根。自分の力ではどうすることも出来ないように見える囲い。その中で生きた人たちがいる。
物語の中の徳江の言葉には勇気を与えられる人がたくさんいるんじゃないかな。
「越えられない壁はない」とか「朝の来ない夜はない」とか、そんなある意味上から目線の言葉じゃないから。
生きることの意味。叫ぶ詩人の会の頃からドリアンさんが取り上げてた命題だと思うけど、この「あん」がひとつの答えなのかな。
特別に劇的な展開とか大きな起伏がある訳じゃないのだけれど、ココロに残る物語と思うよ。
太陽の光ではなく月の光のような小説だと思う。
ネタバレになるからこの程度しか書けませんが、とにかく、読んでみて。
そうそう、中学生の頃に尾崎豊の音楽なんか聴いて、「俺の生きる意味を探し続ける」的な言葉にぐっときちゃったガンちゃんみたいな人も読んでみたらいいと思います。
そんな感じで、今日は今年初のBCリハの予定だったのですが、なんと、ノブリン負傷で急遽キャンセル。
あ、みなさん別に心配しないでください。そのうち元気になるでしょうから。治ったらケツバットしてやるつもりです。
で、ガンちゃんがウチに来てかる~く、ほんとにかる~く打ち合わせ。というか、尾崎のユーチューブ観て、オヤツ食って、なんかよく分からん。
ちゃんくるには人気です。
まぁ、次回のライヴに向けて、俺の考えているコンセプトや、イメージ出来てるアレンジをちょこっと説明したりして、ノブリンのやりたいと言っていた曲も聞いていたし、リハやらずともある程度見えてきた。
次のライヴも1時間くらい出来るみたいだから、ひとつのステージでちゃんとコンセプトを打ち出せると思う。BCはそういう方がいいと思うんだよな。メンバーにも言わなかったけど、去年秋のライヴ3本はそこんとこ考えてセットリスト組んだ。
音小屋は「原点回帰」、ドクターはthe69のイベントタイトルどおり「LIVE WITH R&R」、アコースティックでやったノーボーダーは「ラヴソング」。実際、ライヴの後そういうような感想言ってくれた人もいたから、よかったんじゃないかな、セットリストは……。
4月21日も、観に来てくれた人がなんとなくでいいからストーリー性とか、そんなようなことを感じてくれるライヴに出来たらなぁと思うわけです。
じゃ、ノブリン、例のあれ、よろしく。
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